タイ=カンボ国境紛争激化! カンボ軍のロケット攻撃にタイ軍は自走砲で応戦。カンボ兵士逃走?!

タイ=カンボジア国境付近で勃発した両国の紛争は、2日目になってさらに激しさを増してきています。

タイ軍は155mm 52口径の装輪自走砲 M758 ATMG を投入し、カンボジア・ジョムクラサーン郡に配置されたBM-21多連装ロケットシステム(MLRS)を目標に支援射撃を行いました。
このM758 ATMGは最大射程40km以上、毎分6発の発射能力を持ち、タイ国内で製造されています。

7月25日、軍事関連のFacebookページ「Army Military Force – สำรอง」は次のような投稿を行いました。

「至急!カンボジア軍の122mm RM-70多連装ロケット砲(MLRS)の正確な位置が特定されました。この情報はカンボジア兵士がSNSに動画を投稿したことにより、オープンソース・インテリジェンス(OSINT)の分析により明らかになりました。位置座標は 緯度14.160032、経度105.056467 です。」

さらに、午前8時17分には、カンボジア・ウドンメチャイ州の対空部隊が、1960年製で65年が経過した ZU-23-2対空砲をトラックに積んでスリン県との国境地帯に移動させたとのこと。

その後、午前9時50分に、カンボジア軍がBM-21多連装ロケット砲を使い「チョンボク」方面へ向けて集中的に発射していました。

報道によると、その後、カンボジア兵たちはタイ側からの自走砲による砲撃を受けて慌てて逃走する様子が確認されたとのことです。

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