タイ警察人身売買対策部隊は、ウドンターニー県にある表向きはカラオケ店として営業しつつ、裏では売春を斡旋していた女性経営者を摘発しました。
逮捕されたのは「メーラオ」(ママさん)と呼ばれる46歳の女で、16歳の少女3人を性的サービスに勧誘し、売春行為を斡旋していたとされています。
調べによりますと、顧客から受け取ったサービス料は1人あたり1,500バーツでしたが、容疑者はそのうち300バーツを手数料として差し引き、少女たちには1,200バーツしか渡していなかったことを自ら供述しました。
この摘発は、警察が潜入捜査により証拠をつかみ、少女たちの保護と容疑者の現行犯逮捕へとつながったものです。
現在、少女たちは適切な保護機関のもとで保護され、心身のケアが行われています。