こんなバイタクいます?偽装してワクチンを優先させようとした富裕層に対し炎上

映画「タイタニック」で船が沈没する際、ローズの婚約者キャルドン・ホックリーは、近くで泣いている子供を抱き上げ「自分の子供だ」と主張し、数少ない救命ボートの座席を得ることができました。
このようなことが実際にあったかどうかは定かではありませんが、バンコクの富裕層が実際にとった不道徳な振舞は世間から非難されています。

タイ当局は、Covid-19ワクチンの優先順位を得るために、バイクタクシーの運転手に偽装していることが判明した人は、裕福かどうかにかかわらず、誰でも起訴すると宣言しています。

バンコクの富裕層と思われるタイ人のグループは、バイクタクシーの運転手の制服とも言えるオレンジ色の鮮やかなベストを着用し、バイクタクシー運転手であることを偽装してCovid-19ワクチンを接種しようとしているのが目撃されました。

アヌティン保健相によると、地元当局が偽装グループたちがタクシー運転手ではないことが判明したため、グループはバンス―グランドステーションでのワクチン接種を拒否されました。

タクシーの運転手は、毎日多数の人々と頻繁にやり取りするため、新型コロナウイルスに感染し拡散するリスクが高いと指定されているグループの1つです。
バイクや車のタクシーの運転手、バスの運転手、その他の公共交通機関の従業員は、5月下旬からバンスーグランドステーションでウォークインワクチン接種を受ける資格が付与されています。

これらの偽装グループを調査し、ワクチンを取得するためにタクシー運転手になりすまして逮捕された人を起訴するよう、陸運局は命じました。

大部分が富裕層に非難を寄せています。
トンローの富裕層が通うナイトクラブから国全体にウイルスを広めたのも富裕層でした。
今回ウォークインワクチン接種の資格があるように見せるために、実際のバイク タクシーの運転手からオレンジ ベストを借りた人も富裕層です。

別の詐欺事件では、クローントゥーイの地元住民が、ワクチンの予約を待っている外国人に、3000バーツでワクチン予約クーポンを販売するなどしていました。
保健大臣は、闇市場でワクチンの売買や予約の転売など行わないよう声を上げ、誰もが利用できるワクチンはたくさんあるので、国民はシステムを欺くような行為をするべきではないと繰り返し主張しています。

タイ版GoTo Travelや消費補助政策「コンラクルン」など、よい政策を打ち出しても必ず不正を行うものがでてくるので、途中で中止せざるを得なくなります。
「タイの文化では、笑顔で嘘をつくことができる」と元国会議員のチューウィット氏が述べていますが、騙し合いが決してお互い良い結果を生まないということを、子供の頃から教えるべきなのではないでしょうか。
みんなどうも逆のことを学び取っているようですので。

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