アゴダ調べ。2025年上半期のタイ観光、ハートヤイが注目都市に。国別観光客は中国人が依然トップ

大手オンライン旅行プラットフォーム Agoda(アゴダ) は、2025年前半のタイ観光市場の最新動向を発表しました。

Agodaの予約データによりますと、中国、マレーシア、韓国からの旅行者が依然としてタイを訪れる主要な国々であり、バンコク、パタヤ、プーケットが引き続き人気の観光地となっています。

ハートヤイ、東南アジア屈指の格安観光地に

注目すべきは、ハートヤイが新たな人気都市として浮上している点です。
特にマレーシアやシンガポールからの観光客に支持されており、物価の安さが高評価を得ています。

ハートヤイは「タイ国内で最もお得な目的地」とされ、2年連続でアジアの「最もお手頃な観光地」トップ3にランクインしています。
賑やかな市街地、穏やかなビーチ、そして豊かな文化体験が魅力です。

中国人観光客が最多、滞在日数は韓国人が最長

訪問者数で最も多かったのは引き続き中国でしたが、最も長く滞在するのは韓国からの旅行者で、次いで日本、マレーシア、シンガポールの順となっています。

また、国籍ごとに好まれる滞在地の傾向も見られました:

・タオ島(Koh Tao):中国、日本、シンガポールの旅行者に人気。世界屈指のダイビングスポット。
・パンガン島(Koh Phangan):マレーシア人観光客に人気。自然とパーティー文化が融合した島。
・パトゥムターニー県(Pathum Thani):韓国人旅行者に好まれ、バンコク近郊で地元の生活と静かな雰囲気を体験可能。

観光収入は7,400億バーツ超、政府の施策も後押し

タイ観光スポーツ省によりますと、2025年1月〜6月の外国人旅行者数は1,600万人、観光収入は約7,435.8億バーツに上っています。

タイ人旅行者に人気の海外旅行先(2025年前半)

東京、大阪、香港、台北、ソウル

 

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