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- タイ人の塩分摂取量、基準の2倍に! タイ料理だけでなく、お菓子や飲み物でも塩分過多に。
タイ人の塩分摂取量、基準の2倍に! タイ料理だけでなく、お菓子や飲み物でも塩分過多に。
- 2025/7/6
- もっと知りタイランド

タイでは、1日あたりのナトリウム(塩分)摂取量が平均3,636ミリグラムと、推奨値である2,000ミリグラムのほぼ2倍に達しており、非常に高い水準にあると言われています。
この過剰なナトリウムは、塩分の多い料理だけでなく、スナック菓子、パンや焼き菓子、冷凍食品、ソーセージ、チーズ、さらにはフルーツジュースや炭酸飲料などの飲み物にも多く含まれており、健康へのリスクが高まっていると専門家は警告します。
医療関係者は、過剰な塩分摂取は高血圧、心臓病、腎不全などの深刻な疾患を引き起こす可能性があると指摘しています。
タイ保健促進財団(ThaiHealth)が発行した「ナトリウム意識向上ガイド」では、以下のような対策を推奨しています。
・食品ラベルの確認を習慣づける
・調味料(魚醤・ナンプラーなど)の使用を控える
・高ナトリウムの加工食品を避ける
さらに健康リスクを軽減するために、専門家は以下を推奨しています。
・水をたくさん飲む
・バナナやほうれん草などカリウムを多く含む食品を摂取する
・加工食品の摂取を減らす
こうしたちょっとした生活習慣の見直しによって、タイ国民は塩分摂取量を大幅に減らし、健康状態を改善できると期待されています。
辛いものを食べ過ぎているのも、結果塩分や糖分などを多く接種している原因かと思います。
辛さを打ち消すために、大量の砂糖やナンプラーを投入している光景をよくみますが、それでもタイ人は「味が薄いな」とか言っていますね。