最終章間近か?! タイ学者143人がぺトンタン首相の解任を国王に請願。タクシンとの関係も非難!

タイの学者143人のグループが、ぺトンタン・チナワット首相の解任を求める王室請願書を国王陛下に提出しました。

■ 請願の主張概要

・首相としての資質・経験・成熟さが欠如している
・憲法違反や国家安全保障を脅かす行為があった
・外国勢力(特にカンボジア)との不適切な関係

■ 問題視された音声録音

請願書には、6月18日にカンボジア政府が公開した音声(17分)についても言及されており、その中で「タイ第2軍管区の司令官が敵側にいると発言」、カンボジアのフン・セン上院議長の要望には応じる意向を示唆したことが指摘されています。

これに対し同グループは、軍の名誉を傷つける発言であり、国境紛争中の外国指導者との共謀にも見え、首相としての忠誠の誓いと憲法順守の義務に違反していると、批判しています。

■ タクシン元首相との関係も非難

また、父であるタクシン・チナワット受刑者は恩赦を受けたものの、実刑を一日も務めておらず、なおも政治的影響力を行使し、娘であるぺトンタン首相を通じて政権を操っているとも主張しています。

■ グループの最終声明

「ぺトンタン首相は知識・能力・展望に欠ける操り人形的な首相であり、国家の危機に対応する能力がない」としたうえで、

王室に対して、国の安定と憲法秩序を守るために首相の解任を行うよう要請しています。

とうとう大ナタが振るわれる日が近い(?)かもしれません。

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