これは「プムジャイタイ党」への復讐だ! 大麻容認活動家が現政府の「再麻薬指定」方針を強く批判。

大麻容認派のタイ大麻政策ネットワーク代表のプラシットチャイ氏が自身のFacebookを通じ、政府が大麻を再び「麻薬指定リスト」に戻す方針に対し、強い批判を表明しました。

「大麻管理法(P.A.)をなぜ無視するのか?」

同氏は、以下のように述べています。

・政府は、大麻ヘンプ法(P.A.)を制定する代わりに、大麻を麻薬に再分類しようとしている。
・ソムサック公衆衛生大臣は、法律策定ではなく「再規制」を選んだが、その理由を「若者への誘惑が増すから」と説明しているのは事実に基づかないプロパガンダだと主張。
・若者の大麻使用が「10倍増えた」とするデータは不正確・誤解を招くものであると断言し、「裁判で証明してもいい」と挑戦しています。

「政治が科学と事実を無視している」

同氏は続けます。
元々、大麻を適切に管理するための法律は、チョーラナン元大臣の時代に完成していた。
ところが、ソムサック氏が大臣に就任後、その法案は棚上げされ、代わりに「麻薬に再指定する方針」と“大手資本に限った許可制度”が進められている。

同氏は「大麻市場は年に数百億バーツ規模の価値があるため、それを特定グループで独占しようとしているのではないか」と指摘します。

「目的は“復讐”と“独占”か?」

プラシットチャイ氏は、最後にこう強調しています。

・ソムサック氏の動機は、政敵である「プムジャイタイ党」への報復と、大麻利権の囲い込みにあるのではないか。
・最新の公衆衛生省告示も、一部の企業だけが許可を得られるような仕組みとなっており、零細農家や中小企業、一般使用者は排除されている。
・結果として、非合法マーケットが再び活発化し、社会問題が深刻化すると警鐘を鳴らしました。

「私たちは、大麻の関係者全員が“見える場所”で活動できるようにするため、法律でコントロールすることを求めてきた。
にもかかわらず、新たな告示は彼らを法の外へ追いやるものだ。いつになったらこの国の政治家たちは、“事実”を基に政策を決定してくれるのだろうか」

この人は主張は、意味が全く分かりません。
ただただ、大麻が簡単に手に入らなくなることへの不安感を綴ったものとしか感じられませんね。
確かに、今回のタイ貢献党政府による「大麻規制」発言については、「プムジャイタイ党」への報復ではありますが、そもそも大麻を無法状態にした前政権時の「プムジャイタイ党」に責任があります。
非合法マーケットは、今や表にも裏にも幅を利かせるようになっているので、裏なら裏の世界に先ず追いやったから、さらに強い摘発を行っていけばよいのです。
非合法マーケットが表で出てくるなど、異常事態としかいいようがありません。

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