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タイ医師会、タクシンの刑務所送りを阻止した医師への処分を再決定! ソムサック大臣の拒否権退ける。
- 2025/6/12
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6月12日 15時10分、医師会ビルにてプラシット・ワッタナパー博士(第1副会長)が医師会理事会の決定を発表しました。
本件は、元受刑者であるタクシン・チナワットを警察病院の14階に入院させ刑務所行きを回避させた医師3名の処分問題に関して、5月8日の理事会決定を再確認したものでした。
ソムサック大臣の拒否権行使にもかかわらず…
この日、ソムサック・テープスティン公衆衛生大臣(医師会特別議長)は、昼12:00~12:15の15分間だけ理事会に出席し、自身が5月8日の処分決定に拒否権を発動させた理由を説明しました。
その後、理事会は約3時間にわたる審議を実施し、出席した69人中68人(1人は利害関係により出席停止)による投票を行いました。
その結果、3分の2以上の賛成多数で「旧決定(医師会の決定)を支持する」ことが結論づけられました。
「明日から処分実行可能」透明性強調
プラシット博士の説明によりますと、今日の決定により、明日(13日)から処分命令を正式に発令・実施することが可能となります。
ソムサック大臣からの意見書(2週間前提出)も審議対象に含まれ、合理性の検討・比較が行われました。
今回の決定は、理事たちは個々の専門的見地に基づき、学術的かつ透明に判断した結果であると述べています。
タイの「正義」はまだまだ死んでいなかったようです。
「正義」はたまには勝ちます!