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スワナプーム空港などでスリを行っていたアルジェリア人2名、ついに逮捕!
- 2025/6/2
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スワンナプーム空港およびバンコクの混雑した場所で頻繁にスリを繰り返していたアルジェリア人の容疑者2人が、ついに逮捕されました。
通報の発端
この事件は、中国人観光客のヤン氏が、タイ観光警察のアプリを通じて通報したことから始まりました。
ヤン氏によりますと、第1旅客ターミナルビルの4番ゲートで交通手段を待っていた際、彼と友人の後をつける2人の不審な男に気づいたと言います。
すると、バッグが開けられていることに気づき、所持品が盗まれていたとのことです。
防犯カメラが犯行の一部始終を捉える
観光警察はスワンナプーム空港の監視カメラを調査し、外国人男性2人が連携して犯行に及んでいる様子を確認しました。
2人はエアポート・レール・リンクで空港に到着し、被害者をタクシー乗り場まで尾行。
被害者がタクシーを探すため立ち上がった隙をついて、1人がバッグの中を探り、もう1人が死角を作るようにして警戒役を務めていました。
その後、盗品を手にして速やかに現場を離れると言った手口だったとのことです。
犯人の特定と手口
捜査の結果、2人の容疑者はアルジェリア国籍のオメル(59歳)とアフメド(58歳)と判明します。
役割分担を明確にし、BTS(スカイトレイン)駅や空港などの人混みを狙い、スリを繰り返していました。
犯行は主に、1人が後をつけて盗みを行い、もう1人が周囲の目を逸らすという手口です。
盗んだ財布やクレジットカードを使って高級ブランド品をデパートで購入し、それらをバンコク・ラムカムヘン地区の自宅に持ち帰っていたと伝えられています。
その犯人が6月1日ついに、ラムカムヘン地区にある容疑者の自宅で逮捕となりました。
犯行時に着用していた衣服、現金4万バーツ、高級ブランド品などを押収しました。