バンコクのゴミ問題支援。「KAMIKURU」プロジェクトが福岡県の環境意識啓発動画に事例として採用
- 2025/5/28
- バンコクとその近郊

エプソン販売株式会社が北九州で展開している「KAMIKURU(カミクル)」プロジェクトが、福岡県制作の「バンコク都民向けの環境意識啓発動画」にてバンコク都民の行動のヒントとなる事例として採用されました。



■福岡県の取り組み
福岡県は、友好提携都市であるタイ・バンコク都が抱えるごみ問題の解決を支援するため、環境協力プロジェクトを実施しています。その一環として、バンコク都民の意識向上を目的としたごみ減量化の啓発動画を制作し、バンコク都に提供しました。この動画では、都民に向けた行動のヒントとして、福岡県内で実施されている3R(リデュース・リユース・リサイクル)の取組事例が紹介されており、「KAMIKURU」プロジェクトがその取組事例の1つとして採用されました。動画は福岡県の環境部が運営するYouTubeチャンネル「FUKUOKA GREENTECH Channel」で公開されています。
FUKUOKA GREENTECH Channel:https://www.youtube.com/@fukuokagreentechchannel375
■「KAMIKURU」プロジェクトについて
「KAMIKURU」プロジェクトは、北九州市で展開されている地域共創活動です。紙資源の循環を通じて地域社会の持続可能性を促進することを目指しています。このプロジェクトは、地域住民や企業、学校などさまざまなパートナー団体が連携することにより、環境負荷低減だけでなく、多様な雇用機会の創出や将来世代人材の育成にも貢献しています。
「KAMIKURU」プロジェクト:https://www.epson.jp/corporate/action1/kamikuru/
■福岡県 環境部 担当者のコメント
バンコク都は、都市の発展に伴って増えたごみを減らす活動に取り組むことで、持続可能な社会の実現を目指しています。「KAMIKURU」プロジェクトの、地域全体で資源循環を実現して持続可能な社会づくりに貢献している点は、バンコク都への良いヒントになると思います。動画を通じて、資源を無駄にしないことや地域共創の重要性が都民に伝わり、具体的な行動変容に繋がることを期待しています。
詳細については、福岡県の記者発表資料をご覧ください。
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/press-release/bangkok-3rkeihatsu.html