電気自動車は洪水に弱い?! バンコクで週末に発生した渋滞はEV車のエンストが原因説!

5月16日に発生したバンナー–トラート通りの大渋滞について、先ほどお伝えいたしました。

渋滞は一晩中続き、最長で31キロメートルにわたる車の列が確認されています。
この深刻な交通状況について、バンコク選出の国民党所属議員ピヤラット氏が調査し、渋滞の主な要因を公表しました。

原因は午後の集中豪雨と広範囲な冠水

関係当局によりますと、今回の渋滞は午後から降り続いた豪雨により、バンプリーやバンナー周辺の道路が冠水したことが発端となったと言います。

とくに渋滞が深刻だったのは、7キロメートル地点付近と、シーナカリン通り(都心方面)への合流地点でした。
これらのエリアは高速道路から降りてくる車やUターン車両が集中するため、交通が滞り、高速道路と地上道路の両方で滞留が発生しています。
この渋滞が波のように連鎖し、「自分の尾を飲み込むヘビ(無限ループ)」のような状態となって数十キロにわたって広がりました。

この影響はバンナー交差点、スクンビット通り、ラサーン通り、ウドムスック通り、シーナカリン通りなどバンコク市内各所に波及しています。

冠水でEV車のエンジン停止も多発

さらに、道路冠水によって多くの車が水に浸かり、エンジン停止や始動不能になるケースが続出していました。
とくに電気自動車(EV)は冠水に弱く、こうした車両が道路上で動けなくなり、さらなる渋滞を招いています。

金曜日+新学期初日という悪条件が重なる

今回の渋滞には、他にも複数の悪条件が重なっています。
5月16日は金曜日で平日勤務日であると同時に、週末前の交通集中日でもありました。
加えて、多くの学校が新学期の初日(?)だったため、朝から通学・通勤の車で交通量が非常に増加したとされています。

洪水が多発するタイでは、「EV車は向かない」という結論でよろしいか?
♪た~はつ、たはつ、TAHATSU、TAHATSU。

バンコク「金曜日と雨と給料日と」このうち二つが重なると…。

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