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タイ東北部で炭疽菌による死亡者発生! 牛肉の生食が原因か?! 当局が警戒区域を指定。
- 2025/5/1
- 疾病(Covid-19等)

4月30日、タイ東北部ムックダハーン県ドンターン郡は、炭疽菌感染による死者が出たことを受け、郡内の感染警戒区域指定と、感染拡大防止のための対策措置を発表しました。
◆背景
・4月27日、ドンターン郡ラオミー村の住民が牛肉を生で食べた後、発熱や皮膚の腫れなどの症状を発症。
・ドンターン病院からムックダハーン病院に転送されるも、4月30日に死亡。
・死亡原因は、炭疽菌感染の疑い。
◆郡による主な対策
・祭事期間中の牛・水牛のと殺禁止(特にロケット祭など)
・感染確認地域にて、無料検査センターの設置(村の健康センター・集会所など)
・村の保健ボランティアによる住民健康調査と記録
・牛・水牛・ヤギの健康監視を郡の畜産局が担当
・症状の啓発:皮膚病変や呼吸困難などがある場合はすぐに検査
・感染が疑われる動物は隔離し、直ちに通報
・家畜の無許可移動を防ぐため、検問所を設置
・5月1日以降、感染地域ではワクチン接種を開始し、21日間のと殺・解体禁止
・住民は体調の変化に注意し、異常があればすぐに関係機関へ連絡
本誌では常に注意喚起していますが、地元の人と同じものを食べることがすごいとかエライとかそういうのは全くありませんので、無謀な挑戦をして命を落とさないようにして下さい。