チェンマイ地震後、老朽コンドなど3棟に閉鎖指示。観光地はソンクラーンに向け通常通りとPR!

4月7日、チェンマイ県知事らは、チェンマイ県で発生した地震による被害状況を視察したと発表しました。
調査の結果、被害が確認されたのは3棟のみで、それぞれ影響の程度は異なるとのことです。

最も深刻な被害を受けたのは、チャンクラーン地区にある築30年以上の8階建てコンドミニアムです。
この建物では1階部分の構造に歪みとひび割れが見つかり、倒壊防止のために10か所以上で鉄骨による支柱を設置しています。
チェンマイ県はこの建物の使用禁止を命じ、建物所有者に対して修繕を指導しています。

一方、被害が確認された残り2棟は22階建てのコンドミニアムで、構造自体に問題はなく、内装や壁の表面に軽度の亀裂が見られる程度でした。
現在、住民は一時避難しており、管理組合が早急な修繕を進めています。

知事は、「チェンマイ県のその他の地域では被害はごくわずかで、すでに5日以上前から平常通りに戻っている」と説明。
特に観光地のニマンヘミン通り、ナイトバザール、旧市街周辺のレストランなどは活気を取り戻しており、国内外から多くの観光客が訪れていると述べました。

さらに、チェンマイ県知事は、今週末から始まるソンクラーン(水かけ祭り・タイ正月)に向けて、観光促進活動を強化中であり、チェンマイは観光客を歓迎する準備が整っていると強調しました。

ソンクラーン前なので政府は必至のアピールをしていますが、バンコクでは地震対応に日々追われています。

 

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