あなたのお住いは大丈夫? 地震後の建物のひび割れチェック:どのひびが危険?

建物のひび割れを観察:地震の影響で危険なひび(亀裂)とは?

3月28日に発生したミャンマー地震は、タイにとって過去100年で最も大きな影響を及ぼしました。
中国国営企業との合弁事業で建設中の国家監査局のオフィスビルが倒壊し、多くの人が瓦礫の下に取り残されました。

最新の報告によると、死亡者は7名、生存者は9名、行方不明者は47名にのぼり、現在も警戒が続いています。

このような状況を受け、都市の問題を報告・追跡できるアプリ 「Traffy Fondue」 は、地震後に建物のひび割れを自己診断するための基本的なガイドラインを提供しています。

< 建物のひび割れの主な4種類と危険度 >

・ヘアラインクラック(Hairline Cracks)
クレジットカードの厚さや髪の毛ほどの細さのひび。
建築材料の収縮によって発生し、最も危険度が低い。

・垂直のひび(Vertical Cracks)
壁に沿って上下に伸びるひびで、細いものから太いものまでさまざま。
危険度は 低〜中程度。
幅5mm以上のひびは専門家に相談が必要。

・水平のひび(Horizontal Cracks)
左右に横切るひびで、細いものから太いものまで存在。
建物の構造に影響を与える可能性があるため、危険度は高い。
専門家による即時検査が必要。

斜めのひび(Diagonal Cracks)
30〜70度の角度で壁に対して斜めに入るひび。
幅が広く、構造的に深刻な問題を引き起こす可能性がある。
最も危険なひびで、専門家による緊急検査が推奨される。

お住いのお部屋が賃貸の場合、オーナー様や不動産屋に相談してみて下さい。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る