「街はそこに住む人々の心を表す」バンコクの人々の心は「ボリスット」(清らか)…ですか?
- 2025/3/28
- バンコクとその近郊

「街はそこに住む人々の心を表す」と言います。
バンコクの人々の心は…、ボリスット(清らか)でしょうか。
バンコク都庁(BMA)は、市庁舎に隣接する「クロン・ロット・ワット・ラチャナッダー」運河の深刻な汚染問題に対応するため、対策を強化しました。
SNSでは、ゴミに覆われ、黒ずんだ水が広がる様子が拡散され、市民の批判が高まっていました。
バンコク都庁排水・下水管理局のジェッサダー局長によりますと、現在、毎日ゴミの回収が行われ、4カ所に設置されたゴミ捕獲装置で1日600〜700キログラムのゴミが回収されています。
特にトロックサケー地域は、食事配布や住民の不法投棄によりゴミが山積し、問題が続いています。
この状況を改善するため、同局はプラナコーン区事務所と協力し、監視体制を強化しました。
市の監視員を配置し、違法投棄防止の広報活動を実施するほか、「トロックサケー」での食事配布の規制を強めます。
さらに、交通・運輸局と連携し、CCTV(監視カメラ)を設置して違法投棄の抑止と証拠収集を行う計画です。
加えて、2025年2月には運河の浚渫作業を開始し、新たな排水システムの整備を進めています。
「クローン・ロット・ワット・ラチャボピット」の工事は完了し、「クローン・ロット・ワット・ラチャナッダ」も3月31日までに完了予定であると述べています。
これにより、家庭排水を「ラッタナコーシン水質管理プラント」に誘導し、運河の水質改善が期待されています。
市中心部の運河は特にゴミが多いため、毎日または複数回の清掃を実施する予定です。
郊外の運河では、3〜7日ごとのローテーションで清掃を行い、環境改善に努めています。
ゴミを出す方をとめなければ、いくら掃除なんかしても全く無意味です。
方法は一つです。
ルールを守って生活した方が、得か損かわからせる他にありません。
地域を監視し現行犯で逮捕し、多額の罰金や奉仕活動(実際に出したごみをかたずけさせるなど)を行わせ、違法行為をすれば損をすることになると感じてもらわなければ、人々は聞く耳を持ってくれることはないでしょう。