バンコク都知事、飲食店への「油排水」に対し、厳格な取り締まりを行うと宣言! 本当に?
- 2025/3/11
- バンコクとその近郊

チャチャート都知事は、バンコク都庁(BMA)が進める「グリース詰まり除去と洪水防止作戦」の一環として、ラチャダーピセーク通り(タラートプルー市場前)での排水管清掃を視察しました。
都知事は、「洪水対策は年間を通じた取り組みであり、排水管の徹底清掃とメンテナンスが重要」だと強調しています。
バンコクの排水ネットワークは約6,900kmに及び、年間約4,000kmを清掃予定です。
2025年は、すでに50%完了しており、5月までに完了予定とのことです。
レストランの油脂排出、新たな規制強化
バンコク都は、レストランからの油脂排出による排水詰まりに対処するため「グリース詰まり除去作戦」を開始しました。
今後3カ月間で約2万軒のレストランを調査し、グリーストラップ(油脂分離装置)の設置を確認していきます。
違反者には最大6カ月の懲役、5万バーツの罰金などの処罰が科されます。
市民には、不適切な排水処理をTraffy Fondueアプリで報告するよう呼びかけています。
「バンコク都は、厳格な取り締まりを行いますが、市民の協力が不可欠です。洪水を防ぐため、全員で責任を持ちましょう。」
本当に取り締まりに取り組むかどうかが肝要です。
最も必要なのは「人々が法律を守る」ということですが、それを理解させるには重い罰則が必要です。
「軽い罰金を払えば違法行為も違法ではない」と思わせては、法律を軽んじる人ばかりになります。
これは行政の責任でやらなければなりません。