外国人狩りの始まり?!イスラエル人観光客の監視を強化。地元民との衝突激化!

タイの国家治安維持司令部(ISOC)は、全国の地方および地区支部に対し、外国人居住地域の監視を強化し、法律遵守を徹底するとともに、住民への影響を最小限に抑えるよう指示しました。

外国人と地元住民の対立を防ぐため監視を強化

ISOCの地方・地区支部には、外国人とタイ人との間で発生する衝突が地域レベルの対立へと発展し、国際関係に影響を及ぼすことを未然に防ぐよう求められています。

さらに、国家の利益、国の安全保障、地方経済、投資、観光を優先事項として考慮し、外国人とタイ人が平和的かつ持続的に共存できる環境を確保するよう指示しました。

背景:パーイ地区でイスラエル人観光客との衝突が頻発

この動きは、今月に入ってから、北部メーホーンソーン県パーイ地区で、イスラエル人観光客と地元住民・事業者との間で衝突が繰り返されていることを受けた対応とみられます。

地元の店舗やレストランの一部では、イスラエル人観光客へのサービス提供を拒否する張り紙が掲示されている。これは、一部の外国人観光客による飲食店や病院での迷惑行為が原因とされています。

パーイには毎月約3,000人のイスラエル人観光客が訪れ、高シーズンには4,000人に増加する。

なぜイスラエル人に人気なのか?

パーイは、年間を通して涼しい気候と、リーズナブルな宿泊施設や食事が魅力で、外国人観光客に人気のリゾート地となっている。

バンコクのイスラエル大使館の関係者は、「イスラエル人観光客の多くは、海辺の観光地(プーケットやパタヤなど)よりも、北部の山岳地帯や森林の景観を好む」と語っています。

また、「パーイはフレンドリーな地元の人々、美味しい食事、そしてユダヤ教の食事規定(コーシャ)を満たす料理が手に入ることから、イスラエル人に特に人気がある」と説明しています。

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