今年も雨待ちで具体策なし? タイ首相、大気汚染問題に4つの対策計画を発表。

2月19日、ぺトンタン首相は、PM2.5問題と森林火災対策のため緊急会議を開催しました。
特に北部・西部の焼畑による大気汚染が懸念される中、以下の4つの対策計画を発表した。

①内務省:森林火災を監視し、農家に焼畑以外の農法を指導。
②デジタル経済省:火災監視システムを構築し、首相府へ報告。
③環境当局:森林火災の監視と保護対策を強化。
④商務省:焼畑由来の農産物をボイコットし、飼料メーカーにも使用回避を要請。

また、首相は近隣国(カンボジア・ミャンマー・ラオス)と連携し、火災対策を強化するよう指示しました。
年内にPM2.5を50%削減する目標を掲げ、環境規制の厳格な施行を求めました。

目標を掲げるのは良いのですが、具体策が全く示されていません。
これでは絵に描いた餅で、いつも通り雨待ちの時間稼ぎと言われても仕方ありませんね。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る