チュムポーン県の有名寺院で衝撃! 重さ20トンの巨大岩石が40メートルの高さから崩落。

12月29日午後5時、チュムポーン県ターマプラー地区にある王立寺院「ワットラーチャブリ」(通称ワットノーク) で、巨大な岩が寺院内の山から滑落する事故が発生しました。
この事故により道路が陥没し、通行不能となったため、地域は危険区域として閉鎖されました。

滑落した岩は重さ20トン以上、高さ30~40メートルの山から崩れ落ちました。
その際、大木や低木が次々となぎ倒され、岩が滑り落ちた跡には幅約4.5メートルの道路が陥没し、大きな穴ができました。この影響で車両の通行が完全に遮断されました。

このような事故にもかかわらず一部の者からは、地域住民の関心が高まり、現場を見に訪れる人も多いため、将来的にこの場所が新たなランドマークになるのではという声も上がっています。

ターマプラー地区の村長によりますと、事故発生時、自身を含む地域住民や自治体職員が現場から約60メートル離れた新年の特設サービスブースにいました。
午前11時半頃、大きな轟音が響き、小さな岩が滑り落ちるのを確認した後、さらに巨大な岩が滑落し、アスファルトの道路を直撃し、陥没を引き起こしました。
事故現場には立ち入り禁止の措置が取られています。

さらに、山にはまだ同じサイズの巨大岩が1つ残っており、大きなガジュマルの木がその崩落を防いでいる状況ですが、木がどれだけ耐えられるか次第となっています。

今回のケースでは幸いにも、事故の30メートル手前を車が通過した直後に岩が滑落し、大惨事には至りませんでした。

 

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