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トヨタ、自動車産業の変革へ。上海に新EV工場を設立、タイでハイブリッド車生産拡大。
- 2024/12/25
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トヨタ自動車は、2027年までに上海に新たなEV工場を設立し、中国の高級電動車市場で競争する計画を発表しました。
同時に、タイの長年の事業を従来のエンジン車からハイブリッド車の生産に転換するために550億バーツを投資することを明らかにしました。
共同通信によりますと、この施設は高級ブランド「レクサス」の電気自動車モデルの生産に特化する予定ですが、市場の需要に応じて計画は調整される可能性があるとのことです。
トヨタは現在、中国でRAV4 SUVやbZ4X電気自動車などの各種モデルを、中国のFAWグループや広州汽車グループとの合弁会社を通じて生産しています。
今年上半期には、地元企業BYDなどの競争が激化し、販売台数は78万5000台にとどまり、前年比で11%減少しましたが、それでもトヨタは中国市場を重要な戦略市場として位置付けています。
並行して、トヨタの豊田章男会長はタイ首相と政府庁舎で会談し、タイでの製造拠点を維持するというトヨタのコミットメントを確認しました。
トヨタはタイで60年以上にわたって事業を展開しています。
トヨタは、内燃機関からハイブリッド車への生産ラインの転換に550億バーツ(16億ドル)を投資することを発表しました。
タイ首相は、自動車メーカーや部品サプライヤーが国の自動車産業を維持できるよう、政府がサポートする準備があることを強調しました。
エカナット・プロンプパン産業大臣は、トヨタがタイでモーターやトランスミッションなどの電動車部品の生産拡大を計画していることを明らかにしました。
この拡大により、新たな雇用機会が生まれ、技術移転が促進される見込みです。
大臣は、トヨタがタイの自動車部品製造能力に自信を示しており、その品質と生産基準は日本でのトヨタの運営に匹敵すると述べています。
中国とタイでのこの二重の拡大戦略は、トヨタがアジア市場でのプレゼンスを強化し、電動車生産への移行を進めるというコミットメントを示しています。