スワンナプーム空港、2024年「Prix Versailles」世界で最も美しい空港賞を受賞。

12月4日、タイ空港公社(AOT)の最高経営責任者(CEO)であるキーラティ氏らは、フランス・パリのユネスコ本部で「Prix Versailles 2024」を受賞しました。

同賞は、外観デザインに優れた建築部門の空港カテゴリーで、スワンナプーム空港が世界で最も美しい空港として認められたことによります。

キーラティ氏は、スワンナプーム空港の「ミッドフィールドサテライト1(SAT-1)」ターミナルが「Prix Versailles Selection Committee」と国連教育科学文化機関(UNESCO)の協力によって、この栄誉を受けたことを明らかにしました。

SAT-1ターミナルは、タイ独自の美しさとアイデンティティを表現しており、訪れる旅行者が国に足を踏み入れた瞬間からそれを感じられるデザインとなっています。

タイ文化の強みを活かし、建物の内部装飾にはタイの建築と芸術を融合させ、歴史や生活様式を反映させつつ、モダンで洗練された構造を取り入れています。

この賞はタイ国民全体の誇りであり、旅行者がタイ文化と持続可能な建築デザインを体感できる新しい経験を提供するものです。
建設素材には維持管理が容易なものを採用し、省エネを実現する設計が特徴で、自然光の活用やグリーン空港政策への対応が評価されています。
この受賞はAOTのサービス向上への取り組みを象徴するものであり、タイの空港が地域の航空ハブとして発展するための推進力となるとしています。

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