ウドンタニー県知事選挙、赤シャツ対オレンジシャツ激戦! オレンジシャツ陣営一歩リード。

ウドンタニー県地方行政機構(PAO)のトップ選挙が激しい争いとなっています。

ウドンタニーはかつて「赤シャツ隊の首都」として知られていましたが、2018年の未来前進党設立後、「思想的な赤シャツ」の多くが「オレンジシャツ」へ移行しました。

現在、タイ貢献党はタクシン元受刑者の娘ペトンタン首相が率い、オレンジシャツ陣営は未来前進党から前進党を経て国民党(人民党とも)へと変遷し、ナッタポン党首が指導しています。

選挙では、タイ貢献党のサラウット氏と国民党のカニソーン氏が主要候補として争っています。

両陣営は著名な支持者を動員し、サラウット氏(15.2%)にはタクシン氏が、カニソーン氏(36.2%)にはピター氏らが応援演説を行っています。

※()内の数値は学生主導の「ウドン調査」による支持率

最新の調査では、カニソーン氏がリードする一方、約48%が浮動票となっており、両党とも最後の追い込みに力を入れています。

この選挙は赤シャツ隊の牙城であるウドンタニーでのタイ貢献党の影響力維持、またはオレンジシャツ陣営が歴史的勝利を収めるかを占う重要な選挙となります。

オレンジシャツ陣営は、タナトーン氏やピター氏が党首であれば余裕で勝利するでしょうけど、新党首のナッタポン氏はちょっとカリスマ性に薄いところがあり不安がよぎります。
タクシンは、最終的にマネーによるパワープレイを必ず行ってくるので、地元民らは将来について真剣に考えて欲しいものです。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る