当選者30人以上!宝くじのお告げを信じる人々。なぜタイ人は供え物に「赤い水」を?

タイ人は非常に信心深いと言われています。(都心部では変化も見られますが)
人は何を求めて、神にすがろうとするのでしょうか。
その一つの理由の中に、「宝くじに当選したい」と言う一派がいるようです。
笑うなかれ。彼らは真剣です。

5月14日、チャイナート県のソンサヴォイ寺院にあるアイソムチュン廟に多くの人が参拝に訪れました。
ここは、100年以上前に不慮の事故から、アイソムチュンが水に落ちた場所でもあります。

参拝者は、ソムオー(ザボンの一種)100kgとマンゴー100kgと赤いストロベリー味のファンタとBIGを供えました。
彼の精神は、まだ現れると信じています。
そしていつのころからか宝くじのご利益があると信じられ、これまでも30人以上の当選者がいると言われています。

この日もお香に火をつけ、灰からラッキーナンバー数を解読するのを待ちます。
次の宝くじの結果は、5月16日月曜日に発表です。

ちなみにタイの寺院などでは、共通してこの赤いストロベリー味のファンタとBIG(大体このメーカーしか赤い色の飲料水を販売していない)を供え物として献上するのですが、変な風習だなと思ったことはありませんか?
これは大昔の祭事では、生け贄とともに動物の血を供えていたことからの名残だと言われています。

神は、いつの世も血を好むのでしょうか?
だからいつまでも戦争がやまないのでしょうか?

信じる信じないかは、あなた次第です。

 

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