今タイの工場で何が起こっているのか?! 中国企業2か月間賃金未払いで、ミャンマー人労働者700人が怒りのデモ!

今タイの工場で何が起こっているのでしょうか。
 
ミャンマー人労働者700人が、中国工場を包囲しています。
2ヶ月間賃金未払いで、食事もできず、まさに現代版一揆です。
 
8月16日の夜、プラチンブリー県のロジャナー工業団地内で、中国企業が雇用するミャンマー人労働者に2ヶ月間にわたり賃金がしはらわれていないとし、約700人が抗議のために集結しました。
 
 
未払いの賃金は、総額にして約1,000万バーツに相当すると伝えられています。
 
通報を受けた警察官と部隊が現場に到着すると、多数のミャンマー人労働者が集まっていました。
彼らは全員、中国人が経営するロジャナー工業団地内の工場の建設作業員です。
 
初期の交渉では、中国人投資家が各労働者に、まず500バーツを支払う提案をしましたが、労働者たちは全額の未払い給与を要求してこれを拒否しました。
また、労働者たちは、工場の出入り口を封鎖し、中国人投資家や作業員の責任者が外に出ることを許さず、タイ人のみが外出を許されている状況でした。
 
ミャンマー人労働者のリーダーである33歳のスーさんは、「私たちの作業員は700人ほどいます。2ヶ月間給与が支払われておらず、食事を取るお金もない人がいます。
今日はまだ工場からの明確な回答が得られていないため、引き続き抗議を続けるつもりです」と語りました。
 
 
ミャンマー人労働者は、もともと最低賃金でたたかれて仕事をさせられている上に、出稼ぎにくるために悪徳ブローカーに借金をしている人すらいます。
 
首相がぺトンタン女史に引き継がれ、さらにタイ貢献党色が色濃く出るようになると、こういった悪徳中国企業が増加するものと思われます。
タイは暗黒の時代に突入したと言わざるを得ません。

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