日本の日向灘でM7.1の地震。南海トラフ巨大地震の発生高まると気象庁。タイ首相、在日タイ人に注意喚起。

8月8日16時43分頃、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。
この地震により宮崎県日南市では、震度6を観測しています。

すでに様々な被害が報告されていますが、この地震がこれまでのケースとは異なる最大の点は、南海トラフ地震との関連性が平常時に比べて相対的に高まっていると気象庁が発表したことにあります。

気象庁によりますと、過去の世界の地震の統計データでは、1904年から2014年に発生したマグニチュード7.0以上の地震1,437件のうち、その後同じ領域でマグニチュード8クラス以上の地震が発生した事例が、最初の地震の発生から7日以内に6事例であると伝えられています。

これらのことから、南海トラフ地震の想定震源エリア(関東~沖縄)で、大規模地震発生の可能性が平常時に比べて高まっていると考えられています。

気象庁は、今後1週間程度、地震に対する備えをして欲しいと注意喚起を発しています。

体感できる地震がほぼ発生しない国タイでも、在日タイ人に対し注意喚起が出されています。
緊急の場合は、在福岡総領事館(090-9572-1515 または 090-2585-3027)または、在東京タイ王国大使館(https://www.facebook.com/rtejapan)に連絡するよう、セター首相が呼び掛けています。

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