「LINE MAN」ドライバーらの抗議行動。日本人街のスクンビットエリアで大渋滞を引き起こす。

photo by Sanook

3月26日、日本人駐在員が多く住む通称スクンビットエリアを中心に広範囲でタイ渋滞が発生していました。
その原因はどうもこちらのニュースの内容に起因していたようです。

「LINE MAN(ラインマン)」のアプリで知られるオートバイ配達担当者らは、会社が報酬料金の設定変更し収入の19%が剥奪されたことでデモを行いました

BTSトンローとエカマイの間、バンコクのスクンビットソイ40付近で、100人以上のライダー(会社にだまされたと主張する紙を持っている人もいる)が集結しました。

このデモのため道路が1車線に減り、帰路につく時間でもあったため上り線に渋滞が発生しました。
下り線はあまり影響を受けなかったと言います。

この会社が、最初の3キロメートルで本来62バーツの報酬だったところ、改定後50バーツとなってしまったため、彼らの収入に大きな打撃となると主張しています。

さらにさまざまな控除の末、現在の51バーツから手取りでわずか41バーツにまで引き下げられます。

この企業では、従業員と会社が「一緒に大きくなろう!」というスローガンが掲げられています。
しかし、企業が大きくなるにつれ、従業員が削減され報酬も削られと従業員側は小さくなっていると言います。

会社の幹部は、従業員が以前の取引を復活させるように要求するのを聞いてわざわざ降りてきて、耳を傾けることはなかったそうです。

「LINE」は、仕事上でも日常でももはや欠かせないアプリケーションの一つとなっていますが、日本を始め世界各国で問題行動が発覚しており、企業的には少々不安を感じると部分がありますね。

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