タイ政府、ネットショッピングに新たな規制「Deeデリバリー」導入で消費者保護。

タイは新しいものを取り入れるのは早いのですが、法整備ができていない、そもそも法律を守る意思がないなどの理由で、市場が野放しになっており、トラブルが絶えません。

ジラポーン首相府大臣は、タイのオンラインショッピングの消費者保護を強化するために「ディー・デリバリー」という新たな規制を導入する計画を発表しました。

ジラポーン氏は、これらの措置は詐欺と闘い、透明性を高めるためにオンライン取引のより厳格な監視を強化するもので、2024年7月に王室官報に掲載され、施行となる予定だということを明らかにしました。

この法律では、オンラインショッピング業者に対し、従業員や販売者に関する詳細情報の開示、消費者が支払い前に商品を検査できるようにすること、5日以内の返金を認めることが求められます。

新しい規制は、着払いを要求する一方的な荷物に関する苦情や返品の返金確保の難しさなど、消費者保護委員会(OCPB)に報告されたさまざまな問題に対応したものだと語ります。
新しい規制では、配送会社は5日間の支払いを保留する必要があり、消費者が購入品を評価し、必要に応じて返品を行うのに十分な時間が与えられると説明します。

また、消費者が配達を確認し、満足できない商品を拒否する時間を確保できるように、送り主と企業、受取人のフルネーム、および各荷物の追跡番号に関する完全な詳細を提供する必要があります。

ジラポーン大臣は、「Dee-delivery」の導入により、タイのオンライン市場がより安全で責任あるものとなり、公平で安全なショッピング環境が確保されると断言しています。

私もタイのオンラインショッピングで何度も、使用できないほど破損した商品が送られてきたり、本物をにおわせるようなニセモノ商品が送られてきたり、痛い目にあっています。
その都度、「返品は不可なので、代わりの商品を安くするからもう一つ買ってくれ」など、クソ対応に嫌な思いばかりしてきました。
こういった場合に、本当にこの法律は助けとなってくれるのでしょうか。
冒頭でも話した通り、タイの法律は書いてあるだけで守られていることは少ないので、全く信用なりません。

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