バンコクや大都市部で物乞いが増加。理由は罰金が低く荒稼ぎができるから。当局も理由は熟知済み。

タイの場合どんなケースもそうですが、、刑罰が軽いので、法を守るよりも法を犯してでもそこから得られる利益の方を優先してしまう傾向にあります。

現在、バンコクやその他の大きな県で物乞いが増加しているとのレポートがあります。

社会開発・人間の安全保障大臣(MSDHS)のワラウット氏は、物乞いへの対応に関しては、外国人の場合は本国に強制送還する措置をとり、タイ人物乞いに対してはMSDHSの保護施設に送られ、そこで職業訓練や就労支援を受けさせていると話します。

それでも一部の物乞いが再び物乞いをする理由の一つは、罰金よりも収入の方が多く、かなりの額を稼げるからだと結論づけています。

同氏は、「過去10年間で私たちは約7,000人の物乞いを拾ってきましたが、そのうち約30%が外国人でした。
しかし、物乞いの数が増加をとめるには、国民の協力が必要です。」と語ります。

物乞いが観光客から受け取る収入について尋ねられたワラウット氏は、確証はないが、ハイシーズン中、特に観光客が多い地域では、物乞いは月に10万バーツ近くを稼ぐこともあると述べています。
同氏は、これは戦略的な場所に物乞いを配置する組織的なグループがいる可能性も示唆しています。

たとえ物乞いでの月収が20,000バーツであっても、5,000バーツの罰金なら利益が出ます。
したがって物乞いにお金を与えることは、彼らがさらに物乞いをすることを奨励することになるのです。

バンコク社会開発局(SDO)は関連する政府および民間機関と協力して、公共の場での物乞いやホームレスを規制し、BTS の駅やバンコクの公共の場所の近くで物乞いにお金を渡すのをやめるよう国民や観光客に継続的に訴えています。

本誌でも何度も訴えていますけど、言うだけじゃ誰も耳を貸してくれませんよ、この国では。
罰金が安いと言っているわけなんですから、そこを改定すればよいではありませんか?
恵んでるタイ人の方も(外国人観光客は別)、憐れんで恵んでいるのではなく、自分の徳を積むためにやっており、自分のためになることだと思ってやっているので止めないです。
そろそろ仕事しているふりを止めませんか?

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る