拘留中に不審死を遂げたブン=ネティポーン最後の数日間。当局は映像の提出を拒否。

拘留中に亡くなった政治活動家ブン=ネティポーンさんの弁護士は、矯正局(DOC)が彼女の死亡時の監視カメラ映像の引き渡しを不当に拒否していると主張しています。

5月24日、弁護士は記者団に対し、タウィー法務大臣に映像の提供を要請し、この日バンコクの医療矯正所で受け取る予定だったとはなします。
しかし、彼が映像を引き取りに現れたとき、当局は3つの理由を挙げ、引き渡しを拒否してきました。

第一の理由は医療スタッフの身元を守るため、第二は同研究所が矯正施設の一部であるため、安全上の理由からm、第三に蘇生過程を記録した映像が故人に損害を与える可能性があるからだと言います。

当局はまた、ブンさんの家族に、希望があれば映像を見にくるよう招待したと述べています。

しかし弁護士は、映像を見ることと入手することには大きな違いがあるため、当局の主張は受け入れられないと述べます。
このような重要な映像は、簡単に改ざんされる可能性があるとも述べています。

ブンさんの解剖記録と治療記録にはいくつかの矛盾があるため、矯正局は事件を解明し、国民に真実を証明することができなかったと弁護士は主張しています。

一方、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は当局に対し、ブンさんの死を公平かつ透明性をもって調査するよう求めています。
「タイのセター首相は、ブンさんの拘留中の死亡を調査するという公約を速やかに果たすべきだ」とHRWは主張します。ア「彼女の死に関与した当局者が責任を負い、拘留者や囚人が適切な医療を受けられるようにすることが極めて重要だ。」

ブンさんは、王室関連の世論調査を行ったというだけで当局に拘留されていましたが、その後のハンガーストライキにより心臓発作を起こし、5月14日に死亡したと当局は主張しています。

ブンさんは5月14日午前6時頃に心停止に陥り、医療矯正研究所のスタッフが心肺蘇生を行いました。
その後、バンコクのタマサート大学病院に搬送されましたが、午前11時20分までに死亡が確認されています。

セター首相はこれまで数々の発言はしてきましたが、何一つ実現したものはありませんので、ちょうど不信任裁判も行われることですし、もうそろそろいいんじゃないですかね。
当局も映像の提出を拒否している時点で、当局にとってよほど不利になるやばいものが映っていると思われても、仕方ないですよね・

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