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- 憧れのアジア列車の旅。しかしそれは危険と隣り合わせです。カナダ人男性が列車から行方不明のち、死亡が確認。
憧れのアジア列車の旅。しかしそれは危険と隣り合わせです。カナダ人男性が列車から行方不明のち、死亡が確認。
- 2024/3/22
- 事故・火災(タイローカル)
タイ鉄道警察は、列車から行方不明になっていたカナダ人男性の遺体を発見しました。
鉄道警察官は3月20日、バンコクからチュムポーン、カンタン行きの列車168番に乗車していたカナダ人観光客ラルフ・ライアン・ジョセフという名前の外国人(26歳)が行方不明となっているとの情報を得、捜索にあたりました。
ラルフさんとその友人たちがチュムポーン駅までの切符を買っていましたが、ラルフさんはラーチャブリー県のバンクルアイ寺院付近で電車の中から姿を消してしまいました。
彼は友人たちに、外でタバコを吸いに行くと言い残していました。
しかし、彼は30分以上経っても戻ってきませんでした。
不審に思った彼の友人が、鉄道警察に通報し捜索が始まりました。
その後ラルフさんの同行者らは、3月21日午前8時30分、カナダ人男性の携帯電話からのGPS信号がラチャブリー県のクロンバンタン駅付近で確認されたと通知します。
地元警察や交通警察、観光警察、鉄道警察、救助隊と連携し、周辺を探し続けました。
そして最終的に、チェートサミアン駅のホームの下でラルフさんの遺体が発見されます。
ホームには血痕があり、線路近くの遺体には左大腿部に切り傷があった状態でした。
遺体を発見したのは、23歳のカンボジア人労働者マカラさんでした。
彼は、昼休みにいつもプラットホームの下で寝ているのですが、今日、中に入ると外国人男性の遺体があったと証言しています。
当局によりますと、ホームの横にあったセメントの棒がラルフさんの足に当たった痕跡があるとのこと。
列車までの距離はわずか50センチほどで、夜半でラルフさんは見えなかった可能性があるとみられています。
足を上げた際にセメントの棒に当たり、列車から落下した可能性が指摘されています。
おそらく助けを求めてプラットホームの下にもぐり込もうとしたが、失血により死亡したのではないかと警察は見ています。
タイでは安全基準があいまい、または守られていないので、日本のように安全が担保されている場所や乗り物はないと思ってください。
気を許していると、後悔してもしきれない事故・事件に巻き込まれてしまうかもしれません。
タイは基本、自己責任です。