タイ人の間でも議論白熱。KFCを利用した際、トレイはセルフで片付けるべき? 店側が回答する正解とは…?

日本居ると、自分で食べたトレイやごみをセルフで片付けるのは当たり前の行為ですが、タイではどうでしょうか。
デパートやス―パー内にあるフードコートでは、片付け専門のスタッフが常に巡回していて、食べた後の片づけ不要となっているケースがほとんどです。
もちろん、店舗型の飲食店のほとんどで、片付けをセルフで強要されることはないでしょう。

しかし、ファーストフードを利用した際は、みなさんどうしていますか?
タイ人の中でも、どうするべきか分からない人も若干いるようです。

インターネットの交流サイト「Pantip」に、KFC(ケンタッキー)を利用した際「自分でフードトレイを片付けなければならないのか?」という質問が投げかけられていました。

「私はよくKFCのチキンを食べています。通常は、オーダーした後、自分たちで商品を受け取ります。しかし、食べ終わったらトレーは自分で回収しなければならないのでしょうか? それともスタッフに回収してもらうのでしょうか?」

その辺りのルールが明確でないためか、私もタイのKFCを利用した際、食べかすだらけで荒れ果てたテーブルをよく見かけます。
店員もそのままに放置してあり、テーブルはあるのに座る場所がないと言ったケース遭遇することも少なくありませんでした。

この質問が投稿された後、ネット民らによって議論が巻き起こりました。

しかし多くの人は、トレイを自分で回収しなければならないと考えています。
ほとんどのファーストフード店では、タイとは言え一般的な考え方です。

提供も片づけもセルフサービスだと考えます。
特に海外では、当たり前の習慣です。

しかし、前述のフードコートのような例もあり、片付けはスタッフがやるものだという固定観念を持ったものも一部いることは確かです。
したがって、この写真のような不快なテーブルを目撃することは珍しくありません。

報道によりますと、KFCでは、10 年前にこの質問に答えていると言います。
当時、片付けなどをする従業員がいたそうです。
しかし、現在は明らかにサービス形態が変わっており、店舗でのアナウンスや明確なルールは規定していないと言いつつも、トレイはお客様ご自身で回収していただく必要がありますとのことです。

タイでは、「迷惑は掛け合うもの」という考え方があります。
しかしそういった考え方は、社会が近代化する中では通じにくくなりつつあり、時には衝突を生むケースすらあります。
「迷惑はなるべくかけない」という考え方の方がしっくりくると、そう感じている人も現代社会では増えつつあります。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る