2024年1月から3月まで、豚レンサ球菌の発症によりタイで5人が死亡。生肉料理などにご注意を!

疾病予防管理局は、2024年1月から3月にかけて、レンサ球菌によりタイで5人が死亡したと警告しています。

また、この期間中に合計82人の患者が感染しています。
第9地域だけで、ナコンラチャシマー県で14人、チャイヤプーム県で4人、ブリーラム県で3人、ブリーラム県で1人、合計22人の患者が発見されています。

医療関係者らは、ラープ、コイ、ネームといったタイの地元料理に使われる生の豚肉や豚の血を摂取したことが、感染の原因だと説明しています。
一部のネット民情報では、アルコールと一緒に生の豚肉を消費したのが原因だろうという声もありました。

豚レンサ球菌に感染すると、発熱、頭痛、風邪、難聴、呼吸困難、心拍数の上昇、低血圧、目の痛み、目の充血、かすみ目などが発生する可能性があります。

同局は人々に、豚レンサ球菌への感染を避けるために慎重に豚肉を摂取するようアドバイスし、次のガイドラインを提供しています。

◆70℃以上の温度で、少なくとも10分間調理する
◆豚肉を焼くときと、食べるときは別々の器具(箸、トング)を使用する
◆生の豚肉とアルコールの摂取を避ける
◆豚肉は、信頼できる供給元から購入する
◆人々は豚に接触するときは、長袖などの服で傷を覆い、豚を扱った後は手を洗ってください。

現地の人と同じものを食べることが、タイを理解することだと勘違いしている人がいますが、それは現地の人と同じように「死の危険」をも享受することとなるということをお忘れなく。
そもそも、全てのタイ人がこのような食べ物を食べているわけではないので。

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