タイの楽園フアヒンがゴーストタウンに?! 永遠に終わらぬ「ラマ2世通りの工事」が原因?! どうするタイ首相?

「Paksabuy」という旅行サイトで、最近タイの観光地として有名なフアヒンが静かだとして、その理由をいくつか挙げていました。
その中のもっともな理由として「現地までのアクセス」が挙げられ、その主たる道路である永久に終わりが見えないラマ2世通りの工事が原因であると指摘されていました。

この問題がネットで話題となったため、セター首相は、ソンクラーン休暇中にこの地を訪れる人々が交通渋滞に巻き込まれないよう、ラマ2世高速道路の状態を改善するよう運輸省に指示しました。

バンコク住民らも、悪名高いラマ2世通りの交通渋滞に政府が対処しないため、最近のフアヒンは異常に静かだとコメントを寄せていました。

セター首相は、ラマ2世通りの建設プロジェクトの遅れについては、フアヒン方面に行く人が減っている主な理由であるが、運輸省は自動車運転者がソンクラーン前に旅行しやすくなるように、この問題への取り組みを急ぐつもりだと問題を認識し、コメントしました。

「人々の不満をできるだけ早く和らげるために、私はこの問題を監視していきます。
また調達を監督し、仕事を放棄した請負業者に対する罰則も講じます。」とも述べています。

「Paksabuy」では、フアヒンはゴーストタウンになってしまったという認識が広めています。

しかし地元民らは、依然として多くの観光客がフアヒンを訪れており、「Paksabuy」への投稿は街を訪れていない人物によって行われたのではないかという見方もあります。
(ただ外国人観光客が増加しており、タイ人観光客は前述の理由でかなり少ないという見方も)

いずれにせよ、ラマ2世通りで行われている工事は、バンコクと南部を結ぶ主要な玄関口であるにも関わらず、タイの運転手の間では「7世代にわたる工事」と呼ばれていることで悪名が高いのは事実です。
さらに、この地域では頻繁にコンクリート片などが落下し、死亡事故も多発しています。

それに対し今回の指摘は、無策のまま放置している政府に対する「抗議の声」だったのかもしれません。

フアヒンはもともと、高級感のある保養地として有名な観光地なので、プライベートビーチからこのようなひと気のない風景を撮影するのは、難しくありません。

 

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