7年間の軌跡に感謝!BNK48が彼女を美しく成長させてくれました。「BNK48美織卒業セレモニー」&「クリスマスパーティー」

「大久保美織」BNK48に関わった7年間。
BNK48の中で、もっとも成長をみせたメンバーは彼女かもしれません。

2023年12月25日、この日行われましたBNK48の年忘れイベント「BNK48クリスマスパーティー&BNK48美織卒業セレモニー」。
チケットは、発売初日からすでに完売の状態でした。

この日、BNK48メンバーとして最後のステージを飾るメンバーがいました。
そのメンバーこそ「大久保美織」。

彼女こそ、タイ人がひしめくオーディションの中、日本人の両親を持った候補者として唯一勝ち上がってきたメンバーで、まさに無二の存在でした。
(現CGM48支配人の伊豆田莉奈は、AKB48からの移籍組)

BNK48に関わった月日は、オーデションの時から数えて丸7年。
とうとうこの日がやってきました。

BNK48メンバーとして最後のステージに上がる前、マスコミ向けの囲みインタビューで彼女はこのように語ってくれました。
「今日はたくさんのファンが応援に来てくれました。
当初こんなに大きなイベントになるとは思いませんでした。

今日まで美織を応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。
本当に愛しく思っています。

BNK48での活動を通じて学んだことの中で、タイ語がとても上達したということを一番に挙げたいと思います。
最初は、メンバーと(タイ語で)話すことすらできませんでした。※当初は英語でやり取りしていました。
そして、話せるようになってからは、タイ語だけでなく、ダンスや歌もさらに進化しました。
BNK48にいて、いつも美織を助けてくれるたくさんの友達ができて嬉しかったです。
オーディションから今日まで、いつも美織のそばにいてくれた皆様、本当にありがとうございました。」

セントラルワールドショッピングセンターSFワールドシネマ(シネマ15)で開催されたこのイベントは、「BNK48クリスマスパーティ&美織卒業セレモニー」(BNK48 Christmas Party & Miori BNK48’s Graduation Ceremony)と名付けられ、「GIVE ME CHRISTMAS」というテーマの2部構成で行われました。

クリスマスパーティでは、BNK48支配人のチャープランと美織の司会で、40名を超えるメンバーが欽ちゃんの仮装大賞もびっくりの個性あふれる仮装大会が繰り広げられました。

1位から4位までは、賞金もでていました。

イベント後半「美織卒業セレモニー」では、昨年卒業していった元1期生のメンバー、ジェニス、モバイル、プーペー、ナムヌン、パン、ゴーン、ナムサイ、ゲーオ、プーペー、ターワーン、ジャー、ジップなどのゲストも応援にかけつけ、BNK48の全盛期を思わせるパフォーマンスを最終ステージで飾ることができました。

 

 

さらにインドネシアから仲川遥香、AKB48から谷口めぐ、向井地美音らもビデオメッセージが届けられました。

ラストはCGM48支配人である伊豆田莉奈も、思い出を綴った自作のアルバムを持参し見送りにかけつけ、ステージ降壇の時が近づく美織の瞼を濡らす後押しとなりました。

 

日本の公式サイト「48サークル」の取材ライターを経て、BNK48を見続けた私としては、彼女(大久保美織)こそが、BNK48メンバーの中で最もたくさんの伸びしろを見せたメンバーだと確信した瞬間でもありました。
アイドルどころか芸能界の経験もなく、周りはほぼタイ人という環境で、当初はタイ語の壁に苦労しつつも、歌にダンスにトークにと、全てを乗り越え今日この日を迎えるまでに成長しました。
タイの芸能界に対して何のバックボーンもない一人の日本の少女が、ひたむきな「努力」の結果、これだけ大所帯のアイドルグループで中心(センター)メンバーとなることができました。

現在、表面的には、進路は未定と語っている彼女ですが、このゼロからでもひたむきに努力し向上しようとする姿勢は、どの業界に行っても結果を残せることでしょう。
そして、彼女は我々大人たちにも教えてくれました「やればできる」と。

25歳となった彼女の第2の人生に幸多からんこと、本誌は願ってやみません。

そして最後にもう一言だけ言わせて下さい。
この日の彼女は、キレイでした。
今まで見たことくらいキレイに輝いていました。
いつの間にか、美しいともかわいいとも違う、「キレイ」という言葉がしっくりくる女性に成長していたことに気づかされました。
まるで蛹が美しい蝶(チョウ)へと生まれ変わるかのように…。
そして何か、父親が娘のウェディングドレス姿を見たかのような錯覚を覚えました。
人が成長する姿というものが、本当に美しいものなのだと目の当たりにした瞬間でもありました。

7年間、感動をありがとう! そしてお疲れ様でした。

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