日本人が被害に!トンローでタクシーを利用し「オーデマピゲ」の腕時計を盗難に。泥酔の被害者が眠りにつくまで執拗に…。

本誌ではこのような注意喚起を幾度となく行ってきましたが…、繰り返されました。

2023年12月25日、トンロー警察署はタクシー運転手のブーンラート容疑者(44歳)を逮捕しました。
容疑は、日本人の乗客から110万バーツ相当の「オーデマピゲ」製の腕時計を盗み、売却したというものでした。

事件は、12月17日に発生しました。
被害者は、深酒をしてしまったということで、
トンローソイ13の自宅に戻るためにタクシーを利用しました。
自宅には、午前5時ごろに到着しましたが、タクシーを降りると、世界三大ブランドの1つ「オーデマ ピゲ」社製の時計がなくなっていることに気づいたと言います。

その後、警察は捜査を行い、タクシーが見つかるまで監視カメラをくまなく調べました。
そこで判明したのは、酒に酔った被害者を自宅に連れ戻すわずか1キロメートルの距離を約2時間半かけて旋回運転するタクシーの姿でした。
じっくりと犯行の瞬間を狙い、それから時計を盗んだとのことです。

車検証から容疑者を特定すると、運転手は容疑を否認しました。
しかし、容疑者の携帯電話を調べると、被害者の時計の写真を恋人に送っていたことが判明しました。

容疑者は、被害者が腕にしている時計を見て欲しくなったと供述しています。
その後、Google先生からこのブランドの時計に関する情報を調べました。
そして、この時計が高価な物であることが判明したのです。
その瞬間から容疑者の執拗な犯行が繰り広げられます。

容疑者は、日本人である被害者がぐっすりと眠りにつくまで、辺りを何度も何度も往復していました。
時間にして、なんと2時間半。
頃合いをみて時計を外し、被害者を目的地に卸してから、オンラインで販売にかけました。

なんとか警察は、時計を追跡し、回収することに成功しました。
そしてそれを日本人被害者に返還することもできたとのことです。

ニュースにはなっていませんが、私の身近にもタクシー内で泥酔し、同様にタクシーで身ぐるみはがされた挙句、気づいたら道路に放り出されていたという目にあっていますので、外でお酒が飲めるようになったからといって深酒するのもほどほどにされた方がよろしいかと思います。
タイの場合、個人情報が晒されてしまうケースがありますので!

 

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