タイ当局関係者は、現在タイのTiktokで大バズリ中の動画について調査を開始しました。
動画内では、中国人観光客が、タイの警察の制服を着て「タイのソフトパワーとは何でもお金で買えると言う意味だ」と訴えていました。

調べによりますと、動画に映っているタイ人男性は中央警察戦術訓練センターの警察官でした。

同警察官は、そのビデオが自分と中国人観光客であることを認め、中国人観光客が彼の制服のシャツを車から取り上げてそれを着たものであると説明しています。

その結果、当局は、この活動が刑事犯罪に該当するか懲戒問題に該当するかを判断するための委員会を設置することにしました。
またこのような事態が繰り返されないよう、警察官に対し、警察法や規制を慎重かつ厳格に遵守するよう勧告しています。

その後、中央警察戦術訓練センター教育本部訓練管理副監察官は、すべてが誤解だったとコメントを出しています。

12月３日、麻薬取締局の裏にある一般人が射撃練習ができる場所で、中国人観光客２人に会ったと同氏は説明します。
射撃場が17時に閉ったあと、２人は戻る車がありませんでした。
同警察官は、自家用車を出して幹線道路まで送り、タクシーを呼んだと述べています。

その際、車の中に制服のシャツがぶら下がっていました。
中国人観光客がそれを取り、身に着け、記念に写真を撮ったと主張します。
彼は、私の服装とサービス精神を褒めてくれました。
彼がどのようにしてそれをアップロードし、混乱を引き起こすために虚偽の情報を伝えたのかはわかりません、と副監察官は説明します。

同氏は、中国人観光客から金銭を受け取ったり、VVIPサービスを提供したりしていないと断言しています。

今年初めに起きた台湾人のケースや警察の中国人送迎アルバイトの件の時のように、当事者から更なるコメントが出てこなければ良いのですが…。

ผู้กองยอดรัก Soft Powerไทยของ นนท.จีนคือเงินซื้อได้ทุกอย่างไม่เว้นแม้กระทั่งศักดิ์ศรีตำรวจไทย ฝากบิ๊กต่อจัดการด้วยครับ #ลุยจีน #บิ๊กต่อ #โหนกระแส pic.twitter.com/zdsaDJC63Z

— Red Skull (@RedSkullxxx) December 5, 2023