障害を持つ夫が新婦の浮気を疑い、結婚式の日に銃を乱射。4名が死亡。

11月25日夜、ナコンラチャシーマー県の結婚披露宴で、ASEANパラリンピック大会のメダリストである花婿が、酒に酔ったあげく花嫁とその他3人を射殺しました。

新郎は、ジャトゥロン・スクスク(29)。
彼の花嫁は、体に複数の銃撃を受けたカンチャナ・パチャントゥクさん(38歳)。

カンチャナさんの母親と妹も射殺されました。

パラ競技メダリストの新郎が受付で新婦を含む3人を射殺し、流れ弾でゲストのトンさん(50歳)とバムルンさん(28歳)の2人を負傷させています。
2人は地区病院に運ばれましたが、トンさんは病院で死亡が確認されています。

目撃者らは警察に対し、新郎新婦は午前中に結婚式の儀式を行い、夕方にはパーティーを行っていたと話します。

目撃者らによりますと、その後、新郎と新婦は激しい口論になり、明らかに新郎の新婦に対する疑心暗鬼が引き金となっていたと話します。

数年前の事故で右足を失ったジャトゥロンは、普段から障害のせいで花嫁が別の男性に頼るようになるのではないかと心配していたといいます。

その後、新郎は車から9mm拳銃を取り出し、花嫁、母親、妹に向けて発砲し、その後自身の頭に発砲しました。

ジャトゥロンさんは昨年インドネシアで開催された第11回ASEANパラリンピック大会に出場し、水泳で銀メダルを獲得しています。

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