運賃上限20バーツとなったパープルラインとレッドライン、1日あたり740万バーツの赤字を計上。

民主党副党首のサマート博士によりますと、バンコク郊外を走るパープルラインとレッドラインの運営会社は、運賃の上限が20バーツに設定されたことにより、10月16日から11月14日までの間、1日あたり740万バーツの損失を被っていることを明らかにしています。

サマート博士は自身のフェイスブック内での投稿で、スリヤ運輸大臣が20バーツの鉄道運賃が課されてから1か月後に記者会見をしなかったことには驚かなかったが、新運賃の開始時である10月16日に大臣は、記者たちの前で20バーツ紙幣を振り回し笑顔を振りまいていた時とは、大違いだと述べています。

運賃の上限が20バーツに設定された最初の1か月間、2つの鉄道路線の平均総収入は1日あたり約 130 万バーツ (レッド ラインで 50 万バーツ、パープル ラインで 80 万バーツ) となっていますが、営業コストは1日あたり 870 万バーツに達しており、1日あたり約740万バーツ(約3千万円)の営業損失が発生しています。

2 つの路線を利用する 1 日の平均乗客数は 45,725 人、全員が往復したとして 91,450 回の運行だとすると、13%の増加となります。

サマート博士は運輸大臣に対し、ちょうちん記者や大勢の側近を同行させずに、自身でこの2つの列車に乗って、なぜ予想より乗客が少ないのかを調査するよう提案しています。

レッドラインはタイ国鉄 (SRT) の子会社である SRT 電化鉄道会社によって運営されており、パープルラインは内務省の監督の下、タイ都市高速交通局 (MRT) によって運営されています。

はい、また借金決定です。

 

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