【事件現場を行く】警察は逮捕する気ある? 犯人は未だ逃走中! バンコク中心地の学校そばで発生した銃乱射事件、二人目の犠牲者。

忘れないで下さい、まだ犯人は捕まっていません!

2023年11月11日、バンコクのセイクリッド・ハート・コンベント・スクールから至近の場所で発生した銃乱射事件。
この事件では、同校のコンピュター教師が流れ弾に当たって死亡しています。

※写真は、事件が起きた2日後、事件後初の学校開校時に本誌記者が撮影したものです。

 

その事件で、同じく銃弾を浴び負傷した19歳の専門学生が、病院で死亡したと11月20日発表されました。

学生の母親によりますと、息子は日曜日の20時頃、事件から入院していたチュラロンコーン記念病院で負傷により死亡したとのことです。

彼の死によって、この銃乱射事件の2人目の犠牲者となりました。

事件当時、専門学生らが5人ほどが銀行前の歩道に集まっていたところ、バイクに乗った二人組が近づき、拳銃を乱射しました。

警察はいまだ銃撃犯とその共犯者を逮捕できておらず、彼らは既にバンコクから他の県へ逃亡していると言われています。

犯人が通っていた学校(今回死亡した学生と抗争関係にあったとされる)は、チュラロンコーン大学の近くにある学校だと囁かれていますが、学校名などの詳細は表立って公表されていません。
一説には、その学校からの圧力がかかっているという噂すらささやかれています。

事件現場となったセイクリッド・ハート・コンベント・スクールでは、かつては学生らの送迎時に学校の外で車を誘導していた警察官らが、事件後軒並み学校の中で誘導するようになりました。
かつては登下校時、学校の外にたくさんの警察官がいたのですが、今では一人の警察官もいません。

事件は学校の外で起きています。
学校の外は危険だとビビってしまったのでしょうか。

「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きてるんだー!」

事件当時、いつも学校の外にたくさんいた警察官らは何をしていたのでしょうか。

 

ラマ4通り近く発生した銃殺事件。死亡した教師が通うセイクリッドハートコンベントスクールが声明を発表。

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