「タイの警察ってそんなに悪い組織なの?」セター首相発案の中華警察招致に対し、タイ警察側が猛反発。

タイ国内の対中国人犯罪において中華警察を招き入れるという案は、それぞれの思惑を秘めながら冷たい戦争が起きているようです。

元国家情報局副長官ナンティワット氏は、主要なタイ国内の観光地のパトロールに中華警察を招待するという構想に疑問を呈しました。

同氏は、誰がこのようなアイデアを発案したのか疑問に思っていると述べます。
この考えは恐怖に根ざしたものなのか、それとも冗談なのか?とさえ述べています。

続けて、「タイの警察ってそんなに悪い組織なの?」 と尋ね、中国人観光客を保護する警察が不足しているのであれば、タイの人員を増やすか、地元当局に警察の協力を依頼することだ、と付け加えます。

タイ政府観光庁のタパニー代表によりますと、中華警察をタイ警察と協力してタイで活動させるというアイデアは、イタリアの例を挙げ、セター首相によって発案されたものだと主張します。

タパニー氏は、このアイデアは10月の北京公式訪問中に首相によって提起され、タイ当局と中国大使館関係者の間で議論されたものだとの得ています。

セター首相もタイ警察が信用ならないからこのような発言が出たのかもしれませんが、中華警察ももっと信用ならないので、これは究極の選択なのかもしれません。
しかしこの政権、それぞれの立場の主張ばかりが目立ちますね。
有識者の反応は顕著です。
タイの株価は最低ラインを割り込んでいます。

 

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