ここは離島か天国か?! バンコクから2時間30分で行けるプライベートビーチ~『Baba Beach Club Hua Hin by Sri panwa』
- 2023/11/13
- ホテル情報
どうもみなさん、ごきげんよう。
厳選されたタイの物件をご紹介していく、クロスボンバー不動産部「正直(に言っちゃう)不動産」、略して「正直(言)不動産」の高Pです。
11月ですね。
もうすぐタイは雨季が終わり、旅行のベストシーズンに入ります。
そこで今回は、高Pがタイでお奨めの観光地フアヒン(ホアヒン)・チャアムのホテルを1件ご紹介したいと思います。
フアヒン・チャアムでホテルステイを楽しむ
フアヒン(ホアヒン)は王室の保養地として発展した街で、日本人にも聞き馴染みのある観光地かと思います。
ただその性質から、パタヤのように派手な歓楽街やエンターテイメントが多くはないので、いまいち日本人には人気がないよう感じています。
日本人がフアヒンに持つ印象として、「フアヒンで何をしたらよいかわからない」というのがあります。
ただ、それがいいのです。
観光客でひしめき合い雑踏に紛れ、どこに行くにも渋滞と人の列で、ストレスを抱えるミーハー観光地よりも、優雅にビーチで自然の音を楽しむ、バンコクから車で3時間程度の場所にもかかわらず、まるで南に島に来たかのようなプライベート感を味わう、それがフアヒンの醍醐味です。
さらにチャアムは、フアヒンから車で30分ほどバンコク寄り、バンコクから車で2時間30分で到着します。
チャアムは、ほぼフアヒンと同等のスペックを持ちながら新興の観光地ですので、さらにモダンさとラグジュアリー感のある穴場ホテルがたくさん存在するエリアです。
この地域のビーチとしては、フアヒが5キロ、チャアムは24キロにも及び、パタヤ方面のように離島に行かずとも、白い砂浜を目の前に楽しむことが可能なのも魅力です。
東京近郊の芋洗い海岸でないと海に来た感じがしないという生粋の日本人感覚をお持ちの方には残念な海岸ですが、世界人口80億を超えた現代において、ほぼ人目を気にせず自分だけの空間を楽しめるビーチがバンコクから2時間30分に距離にあるってすごいことなんですよ。
今回は2泊3日の旅程でしたが、ほぼホテルを出ずにこの敷地内だけで十分に素敵な時間を過ごすことができました。
ということで、今回はあくまでもフアヒン、チャアムの「ホテルステイを楽しんで頂く」ことをコンセプトにご紹介して参ります。
周辺の観光地情報をどうしても知りたい方などは、ひとまずタイ国政府観光庁のサイトをご参考下さい。
(次回は、その辺りも独自にマクロ視点でリサーチしたいと思っています)
ホテルなのに圧倒的プライベート感
フアヒン、チャアムには、バンコクやパタヤ同様、たくさんのホテルがあります。
著名なホテルグループであるマリオットやインターコンチネンタル、ヒルトンにザ・スタンダードなど、5スターホテルがキラ星のように立ち並んでいます。
そのような中で、今回敢えて取り上げさせて頂くのがこの5つ星ホテル『ババビーチクラブ フアヒン』(Baba Beach Club Hua Hin by Sri panwa)です。
有名5つ星ホテルチェーンとは異なり、その名称に日本人の方は馴染みないかもしれませんが、このホテルをご紹介するその理由、それはズバリ! 圧倒的なプライベート感と解放感にあります。
限られた客室と12ライ(19,200㎡)の広大な敷地が、有名ホテルチェーン以上にプライベート感を演出してくれます。
多少、元気なお子さんがいても全く誰の目も気になりません。
大人も子供も伸び伸びゆったりと過ごすことができ、海の向こうに見える朝日で、きっと心が洗われることでしょう。
アクセス
『ババビーチクラブ フアヒン』は、バンコクから車で2時間30分程度で到着します。
途中、若干の休憩と渋滞がありましたが、ぴったりこの所要時間で到着することができました。
ホテル名にフアヒンとありますが、このホテルが実際に立地している場所はチャアム地域になります。
もし「フアヒンに行ったことはあるけどチャアムは初めて」という方がいらっしゃっいましたら、チャアムの方がフアヒンより30分ほど早く到着できるので「あれ、近いな?」と感じるかと思います。
この30分の差は、運転する側も同乗する側にもすごく楽でした。
道中やホテル入り口の様子は、今回予告編映像を作成いたしましたので、コチラもご参考下さい。
チェックイン
『ババビーチクラブ フアヒン』の宿泊棟は2棟あります。
その2棟とは、2017年10月1日にオープンした低層の「ビーチフロント」棟と2021年11月19日にオープンした高層の「ハビタ シービュー」棟です。
今回はメインの「ハビタ シービュー」棟に宿泊させて頂きました。
敷地内にはその他に、分譲されたビラ棟も存在します。
入り口からホテルまでの間でも十分にその敷地の広さに圧倒されるのですが、建物内も吹き抜けになっており、終始開放感からの解放感に、心が緩みっぱなしです。
なお通常チェックインは15時から、チェックアウトは12時となっています。
(アーリーチェックイン、レイトチェックアウトはご相談してみて下さい)
レセプション横には、整然と商品が並べられたお土産品売り場もあります。
客室
今回宿泊させて頂きました『ババビーチクラブ フアヒン』ハビタシービュー棟は、2021年にオープンしたばかりということで、真新しくモダンなデザインで統一された12階建て物で、スイートルーム46室とペントハウス1室で構成されています。
お部屋の広さは利益優先の観光客専門ホテルと異なり、63平方メートルから125平方メートルまでと、どのユニットをとっても非常にゆったりとした構えとなっています。
さらに各ユニットには、遮るもののない海へと広がる素晴らしい景色が一望できるテラスが付いています。
最上階のペントハウスは355平方メートルを占め、専用インフィニティエッジプールが備え付いている造りとなっています。
今回は、実際に宿泊させて頂きました「ババグランドスイートコーナー125㎡」のタイプをご紹介いたします。
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簡単にチェックインを済ませて、エレベーターを上がると、いきなり鮫の絵が登場します。
昔の造りのホテルだと全体的に薄暗いところが多いのですが、最近の造りはLEDの照明を採用し、廊下も明るくて気持ちが晴れやかになります。
角部屋でした。
いきなりリビングという感じではなく、玄関的なスペースがあるのも日本人的には整理整頓しやすく、使いやすい間取りだなと感じました。
そして…、
おおーっ、圧倒的ヌケ感(開放感)。
大海原が自分のものになったかのような錯覚を覚えます。
ベランダに出ると…。
空に手が届きそうです。
これはパタヤあたりの5つ星ホテルでは得られなかった感触です。
部屋に入った途端、すぐにベランダへ一直線となってしまいました。
改めて、もう少しお部屋のディティールを見てましょう。
部屋の内部を俯瞰したみた感じは、こんな雰囲気です。
5つ星の名に恥じない重厚感を失わない内装ながら、お部屋の明るさやモダンさを失わない開口部が見事にマッチングしていました。
入ってすぐ、これは日本人にもお奨めできるお部屋であると確信が持てました。
ダイニングは4人掛けですが、空間づくりが上手くゆったりとしています。
またイスがロッキングチェアになっていて、お子さん連れならちょっと喜ぶかもと思いました。
プラス、ローテーブルエリアもあり、食事の後のくつろぎスペースとして、用途に応じ使い分けができます。
そして母なる海に包まれているかのような錯覚を抱く、このベッド。
耳を澄ませば、波の音。
このベッドに横たわれば、夢の世界に連れていかれるのも時間の問題です。
逆側からみたヘブンズ・ベッド。
天井についている数多のペンライトが、夜は星々のように輝きます。
テレビ前にはL字ソファーもありますので、夜はテレビをかけながらここでワイワイ食事をしたり、夜風にあたってみたりできますね。
お部屋にはアロマも漂っていて、リラックス効果を高めてくれます。
こんなところに来てまで…。
仕事を持ってきている人は、こちらのロングテーブルで。
いや、こんなところだからこそ、仕事や執筆活動がはかどるのかも。
バスルームも素敵、見事です。
ここだけでも、東京の一人暮らし用のワンルームのお部屋サイズを抜いています。
トイレは、自動センサー付きのウォシュレット。
タイの地方で、この電動式ウォシュレットに出会えるのは感動です。
5つ星ホテルでも、クラシックなタイプのホテルにはついてないですからね。
日本人には、やっぱりね…。
肌に触りがとっても素敵な『ババビーチクラブ フアヒン』ロゴ入りバスローブ。
おねだりして、持って帰りたかった(笑)
洗面台もLED照明で、いつもの3倍きれいに映ります。(えっ?)
そしてご覧ください。
もう、これが最高でした。
海を一望できるバスタブです。
パーティ用か?っていうくらい大きなバスタブでした(笑)
もうこれだけでうちの娘は、スーパーハイテンション、アゲアゲ状態になりましたね。
しかも隣に洗い場もついてて…。
こういうのは、最近のホテルだからこそ使い勝手を研究した造りになっているというものです。
せっかくの5つ星ホテルでも、古いホテルは水回りが許せない時がありますね。
伝統?格式? いらないです。
日本人には、使いやすさや清潔感を兼ね備えた総合的な快適さが必要です。
いやあ超広々設計で、これならワンルーム(スタジオ)タイプであっても、家族で快適に住めますね。
住んでいいって言われた、即答しますよ、いやほんと。
パタヤ近郊のホテルでも海は見えますが、ホテル間が近接していて、こんなことはできないでしょうっていうのが、これ。
窓全開のフリースタイル、バブルバス!
窓際に立たなければ、入射角の関係でまず見えないでしょう。
まあ、保証はしませんが(汗)
でもこの開放感は、アニメでしかみたことがなかったやつなので、実現できて今まで生きてきた中で一番幸せです。(by岩崎恭子)
ちなみにアメニティは、『ババビーチクラブ フアヒン』のものがご用意されています。
ドライヤーやその他も。
ウェルカムフルーツやドリップコーヒー、ソフトドリンクが冷蔵庫に入っていますが、そちらは全て無料です。
5つ星ホテルは、ミニバーとかでせこくチャージしてきませんね。
(ルームサービスは別)
お部屋からダイレクト。海へ行こう!
やはりフアヒン、チャアムの魅力は、多くのホテルがビーチに隣接していて、ほぼプライベートビーチと呼んでもおかしくない海にダイレクトな敷地を持っているところです。
『ババビーチクラブ フアヒン』にも、例外に漏れずプライベートビーチがあります。
「海に入ると、終わった後ベタベタした感覚がイヤ」という人でも、すぐにお部屋に戻ってシャワーが浴びれる距離感にありますので、安心してビーチ遊びが満喫できます。
それでは『ババビーチクラブ フアヒン』ハビタシービューから、プライベートビーチまでの道のりをご案内して参りましょう。
「ハビタ シービュー」と海までの間には、専用プールがあります。
人が全然いないというわけではないのですが、敷地が広いので気にならないのです。
生物は本能的に、ある一定の距離を保たないと、緊張感が生まれるというものです。
ここは、完全リラックスの空間を楽しむことができる場所です。
プールサイドの休憩スペース。
もちろん、無料でご利用になれます。
都会の雑音から解放され、全て自然が発する音しか聞こえません。
身体の内側から癒されます。
木陰を通って、マイナスイオンを感じながら、海まで向かいましょう。
こんなところで結婚式も素敵ですよ。
写真スポットもあります。
こちらが『ババビーチクラブ フアヒン』の「ビーチフロント」棟です。
建物から気品が漂っていました。
実際にみたら、もっとわかります。
こちらが「ビーチフロント」棟のプール。
白い砂浜がすぐ目の前です。
どこぞのビーチのように、ビーチチェアに〇〇バーツ、パラソルに〇〇バーツと、変な売り子もきませんので、セコセコする必要もありません。
ATフィールドを捨て、全て解き放ってください。
そしてこちらが、『ババビーチクラブ フアヒン』の専用ビーチです。
パタヤ側のビーチと違って、ゴミも落ちていない本当にきれいな砂浜でした。
まるで、タイ南部の離島にでも来たかのようでした。
砂浜には、たくさんの小さなカニがたくさん隠れていて、歩くとわちゃわちゃわちゃっと逃げていくんです。
このような生物がたくさん生息しているということは、海水がきれいな状態に保たれているのでしょう。
フアヒン、チャアムのビーチには、乗馬を楽しむことできます。
お子さんをカポカポ言わせながら乗せて写真を撮ってみても良いですし、本格的に乗ってもらっても大丈夫です。
ちなみにこの人は、一回300バーツと言っていました。
(価格は人によるかもしれません)
また、ビーチ前には、オーナーが経営するカフェもあります。
全てがおしゃれな造りで、女子旅にもジワること間違いないでしょう。
ちなみに、ちょっとビーチまで遊び道具を多めに持ってきていて歩くのが大変という方には、ビーチまでカートで送迎も行っています。
舗装された道路でスイスイ。
朝食
素敵な朝食会場で、5つ星ホテルの朝食をお楽しみください。
初体験なオーダーメニューが豊富。心を豊かにしてくれる5つ星の朝食~『ババビーチクラブ フアヒン by Sri panwa』。
館内ファシリティ
『ババビーチクラブ フアヒン』には、大人も子供も楽しめるファシリティが十分なほど備えついています。
ただテーマパークのようなホテルではありませんので、ホテルの雰囲気を損なわない程度に…、です。
〇フィットネスクラブ
この優雅な時間を、ストイックな身体作りに充てようとされている方にも満足頂けるほど、最新のフィットネス器具が取り揃っています。
その中でも特筆すべきなのが、本格的なムエタイリングがあること。
本格的にムエタイをやったことがない人でも、ちょっとリングに上がってその雰囲気に浸りたいって思うはず。
大人だって、これはテンション上がりますよ。
記念撮影もパチリ。
〇スパ
こちらは有料ですが、スパ&マッサージもご利用になれます。
楽しみに来ている時は、とことんやりましょう。
躊躇なんて、要りません。
〇カフェ
ロビー横にはカフェもあり、ビリヤードを楽しむことができます。
もちろん、ビリヤードだけ遊んでも費用はかかりません。
〇キッズクラブ
ご家族でいらっしゃる方も多いようで、キッズクラブは結構大きめでした。
もちろん利用できるのは宿泊客のみですので、多少わんぱくなお子さんでも、安全に遊べます。
時間によっては、ワークショップなども開催しており、この日は苗木造りとブレスレット造りを体験させて頂きました。
〇インスタ映えスポット
都会住みの者からすると、全てがインスタ映えスポットなのですが、新館の方の館内にもインスタ映えスポットがあります。
それがこの螺旋階段。
日中に撮影するのと、夜撮影するのとでも、また違った色合いになってきれいに撮れますよ。
総評
いかがでしたでしょうか。
チャアムにある『ババビーチクラブ フアヒン』。
日本人で宿泊されたことがあるという人は、まだまだ少ない超穴場5つ星ホテルです。
宿泊客はほぼタイ人のみで、諸外国の方にもまだあまり知られていない感じでした。
ただオーナー会社は「Baba Beach Club Hua Hin by Sri panwa」の正式名称の通り、プーケットのシーパンワー地区にもホテルを持つ、しっかりとしたタイのホテルチェーンです。
バンコクからたった2時間30分で行けるプライベートビーチで、人目を気にしないリラックスした優雅なひと時を過ごしてもらいたいと思っています。
市場にカフェに、お寺にパワースポット。
これって本当にあなたが行きたい場所ですか?
私は自分の時間を、素敵な場所で、自分のために使うことこそ、最高の贅沢だと思っています。
『ババビーチクラブ フアヒン』(Baba Beach Club Hua Hin by Sri panwa)
住所:758 Phet Kasem Rd, Tambon Cha-am, Cha-am District, Phetchaburi 76120
電話:03-289-9130
営業:チェックイン15時、チェックアウト:12時
Facebook:https://web.facebook.com/BabaBeachClubHuaHin