イスラエル首相「これは戦争だ」。ガザ地区には5000人のタイ人。一部は誘拐などの被害に。タイ首相、救出作戦を要請。

報道によりますと、10月7日パレスチナ自治区ガザ地区からイスラエルに向けて大量のロケット弾が発射され、200人以上のイスラエル人が死亡し、1000人以上がけがをしたと伝えています。(10月8日朝の報道時点)
イスラエルのベンヤミン首相は、「これは戦争だ」と宣言しています。

タイメディアは、この紛争により現地タイ国民も負傷し、誘拐された可能性があると報じています。
タイのセター首相は、無実の人々に死傷をもたらした非人道的な攻撃を非難しました。

「イスラエル政府と国民に深い哀悼の意を表したいと思います。 タイは、国際社会に加わってこのような行為を非難したい」とSNSにコメントしています。

首相はまた、イスラエルからタイ人を直ちに避難させるため、エアバスA340とC-130航空機を準備するようイギリス空軍に要請したと述べています。
イギリス空軍司令官ファンパクディー空軍元帥はこれを認め、行動を起こす用意があるとしています。

「2人以上のタイ人労働者が誘拐されたという報道を見て懸念している。
タイ国民全員が無事に帰国してほしい」とコメントしています。

これに対し、イスラエル軍も報復作戦を展開し、ガザ地区で230名の死亡者が出ていると伝えれています。(10月8日朝時点)
この
ガザ地区には約5,000人のタイ国民が住んでいると報じられています。

AP Photo/Hatem Moussa

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