警察病院の医師らも加担か?! 重病とされるタクシン受刑者の病状と担当医は未だ明かされず、早一か月。

国民を無知だと思っているのでしょうか。

警察病院の医師らが、タイ貢献党の事実上の指導者であるタクシン・チナワットを刑務所から遠ざけるために偽りの診断を行い、職業倫理を損なった疑いがあると訴えられています。

タイ改革のための学生と人民ネットワークは9月18日、警察署長ダムロンサック氏に対し、タクシン氏の治療にあたっている警察病院の医師たちが文字通り守るべき倫理規範を逸脱している可能性があるかどうかを直ちに調べるよう要請しました。 

同ネットワークのリーダーは、医師らがタイ貢献党の事実上のボスを警察病院に必要以上に長く滞在させ、刑務所に収監されないように妨害することで、医師としての専門性を損なうだけでなく、国の司法の健全性を損なっていると主張しています。

タクシン氏は、17年間の国外逃亡を終えたその日に、急激に体調が悪化し、ひと月近く経過する今も警察の病院のVIPルームに滞在することを余儀なくされていると主張しています。

タクシン氏は、前首相時代に犯した複数の汚職事件で有罪判決を受け、裁判所により懲役8年の実刑判決を受けていましたが、あっという間に国王恩赦がおり、懲役は1年に短縮され、さらには仮釈放で一度も刑務所にいくことなく釈放される可能性があると言われています。

8月22日に不動産王から首相となったセター首相が指名された同じ日に、タクシン氏は長きにわたる国外逃亡生活に終止符を打っています。

タイ改革のための学生と人民ネットワークは、警察署長に対し、「病気の」タクシンの治療を担当する警察病院の医師の名前を公表し、追放された首相が患っている病気を明らかにするよう要求しています。

反タクシン活動家団体は金曜日にも、アユット矯正局長を呼び、事実上のタイ貢献党のボスの警察病院へのこれ以上の滞在を許可するかどうか尋ねる予定とのことです。

病気の受刑者を刑務所の外に1カ月以上入院させる場合、局長の許可が必要となっています。

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