これが悟りの境地の顔! 清々しい表情を残し去り行く将プラユット氏、最後の会合を終える。

プラユット首相は国防評議会との最後の会合の議長を務め、国防評議会に別れを告げる時、ものすごくよい表情をしていました。
退任する首相は、記者らとの集合写真撮影も許可していました。

プラユット将軍は8月24日、総督府で新首相セター氏と会談しました。
両氏は一緒に敷地内を視察し、その間にプラユット氏はこの会談は時節にかなったものであったと語ります。
限られた時間のため広範な会話はできなかったものの、両首脳は相互を尊重しあいました。

プラユット氏は国防省を退職する際、記者団に対し、国家公務員は60歳で退職するが、自分は70歳で退職するつもりだと語ったと伝えられます。
しかし、この声明についての意図は、これ以上明らかにされませんでした。

プラユット将軍は国防省での別れの会見で、8年間の在任期間を通じて彼を支えてくれた指揮官らに感謝の意を表明しました。
彼は国家、国民、そしてタイの中核である国家、宗教、君主制を守るよう訴えています。
同氏はまた、軍や警察の上級指導者が下級職員の福利厚生に配慮することの重要性も強調しました。

去り行く将軍は、非常に穏やかで何かを悟ったかのような、いや、全てのしがらみからようやく解放されたかのような清々しい表情を見せていました。

前半は、確実に彼には功績がありました。
タクシン派と王党派の長い長い抗争を終わらせたことは、非常に意味があります。

後半も、このような表情で政治を続けていれば、人気急落にはならなかったかと思いますが、周りのしがらみがそうはさせてはくれなかったことでしょう。

一先ず、お疲れさまでしたと言わせて頂きたい。

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