大麻の次は、アヘンとマジックマッシュルーム?! タイ内閣が医療目的での栽培を承認。

タイ内閣は、医療目的でアヘンとマジックマッシュルームを試験的に栽培する勅令草案を承認しました。

政府副報道官は、8月8日に法務省が提案したプロジェクトにゴーサインを与えたと発表しています。

国王令草案は国王官報に公示され次第発効となります。

このパイロットプロジェクトは、高等教育、科学、研究、イノベーション省、内務省、国家経済社会開発評議会事務局、タイ王立警察からの支援を得ています。

この法令が施行されれば、チェンライのチェンセーン地区にある国際麻薬管理大学の敷地内でのアヘン栽培が許可されることになります。
この大学は、麻薬管理委員会によって運営されています。

この法令により、政府製薬機関はバンコクとパトゥムターニーの研究所でアヘンからモルヒネを抽出することが可能になると報道官は説明します。

この法令により、抗うつ薬を実験的に製造する環境が整ったとみなされた場合には、国内4地域の大学や教育機関でもマジックマッシュルームの栽培が許可されます。

この法案は、タイがモルヒネや抗うつ薬の輸入への依存を減らすことを目的として承認されたとのことです。

報道官によりますと、2018年から2020年にかけてタイは4億バーツ相当のモルヒネを輸入したと言います。

またマジックマッシュルームには、抗うつ薬の開発に使用できる2つの重要な物質、サイロシビンとサイロシンが含まれていると説明します。

マジックマッシュルームはタイでは麻薬として分類されているため、研究者たちはその薬効をまだ研究できていません。

タイでは、2015年から2020年の間に約176万人がうつ病と診断されていると言われています。

大麻も医療目的ということでしたが、実際は…。

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