店舗限定メニューが盛りだくさん! =神田カレーグランプリ=の『日乃屋カレー』が、タイの学生街にオープン! ナポリタン・リピ決定宣言!
- 2023/7/26
- 日本料理
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学生と言えば、とにかくすぐにお腹が減るもの。
昔から学生街と言えば、そのお腹を空かした学生たちの胃袋を満たすため、うまうまな飲食店が集まってくると相場が決まっています。
このタイでも例外ではありません。
そんな学生の街、タイの東大ともいわれるチュラロンコーン大学の城下町である「バンタットーン」(บรรทัดทอง)エリアに、日本のカレー店がオープンしました!
あの=神田カレーグランプリ2013=にも輝いた『日乃屋カレー』が、その学生街の一角に突如なだれ込んだというわけです。
タイの日乃屋カレーは、2019年にオープン以来、現在セントラルワールドを始めとした3店舗で営業中ですが、7月24日、日乃屋カレー「バンタットーン」店が新たにグランドオープンする運びとなりました。
本誌では、学生街という土地柄、他の店舗では提供していない「バンタットーン」店オリジナルメニューもご用意されているということで、今回のグランドオープンの日にお邪魔してきました。それでは今回も感じたまま、忖度なしにお伝えしてまいりたいと思います。
※一番下段で全メニュー大公開していますので、最後まで見てね。
目次
場所
『日乃屋カレー』バンタットーン店は、BTSナショナルステーション駅から徒歩8分(グーグルマップ調べ)、スパチャラサイ国立競技場の裏手にあります。
近くには、スタジアムワンというコミュニティモールやソンブーン本店などある一等地なんですよ。
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「スタジアムワン」飲食店や小売店舗がたくさん入っています
チャルーンポンの交差点を左に折れ、バンタットーン通りにちょっとだけ入ったところに『日乃屋カレー』バンタットーン店があります。
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この日はオープン日ということもあり、すごい人でした。
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タイ人ギャルがお出迎え…、してくれるかもよ。
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まだグーグルマップに反映されていないのですが、地図内のHer Kafeの隣になります。
店内
店内は決して広くはありません。
4人掛けテーブルが、6席と言った感じです。
ただカレー中心のメニューで、注文から商品をお出しするまでお時間かかりませんので、混んでいてもあまりお待たせすることはないかと思います。
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役割分担して、サクサクと注文をこなしていきます。
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新築の店内は、内装も清潔感があって、それだけでも気分がいいです。
メインメニュー
『日乃屋カレー』のメインメニューと言えば、もちろんカレー。
カレーのルウは、もちろん日本のクオリティをそのまま採用しています。
お薦めは、やはり『日乃屋カレー』の看板メニュー、エビフライに豚カツ、ロングソーセージが2本も乗っかった=スペシャルカレー=でしょう。
395バーツとなかなかの価格ですが、こちらと=日乃屋カレー生玉子=(155バーツ)の2品を頼んで、トッピングを二人でシェアすれば…、あら不思議一人275バーツで食べられるってわけですよ。
恋人さんと一緒なら、「うれし恥ずかし原宿キッス」な食べ方なわけですよ。
タイ、特にバンコクは、タイ人のみならず多国籍な人たちでいっぱいです。
「カレーの国の人だから」でお馴染みのインド人を始め、タイやイスラム圏にもカレーはあります。
そのような中で『日乃屋カレー』のカレーは、100%まじりっけなしの日本のカレーでした。
そして、『日乃屋カレー』のカレーを、ここタイでも再現していました。
「懐かしい家庭のカレー…」といった、論評を目にしましたが、いやいやなんの、少なくとも私の小さいころ、こんな深みのあるカレーを食べたことはありません。
カレーのルウというよりも、うま味の塊、シチューのようなカレーでした。
タイでは日本のカレーと謳ったお店がたくさんあるのですが、どれもこれもレトルトカレーを水で極限まで薄めたようなカレーばかりで「タイで外のカレーは食べるな、危険!」が、心の中でのルールでした。
しかし、苦節うん十年。ようやくここで、日本クオリティなカレーに出会うことができました。
(ちなみに日乃屋カレータイ1号店で、すでに何度か食べていますが)
味わいは一言で言うと、「口当たりは甘く、後から辛味がこみあげて来て、最後の余韻がよいんだなあ」という感じです。
これがスプーンひと口、ワンアクションで感じ取れます。
(この間0.05秒。ギャバンがコンバットスーツを蒸着するのと同じタイム。体感的には一分くらいですが。)
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お店の標語にもなっています。
このタルタルソースがタップリ乗った「チキン南蛮カレー」も、タルタルのマイルドさがカレーの辛さに混ざって絶妙で、本誌記者がお薦めする一品です!
『日乃屋カレー』バンタットーン店は、限定メニューが盛りだくさん!
プロモーションメニュー
神田カレーセットブラック ペッパーチキン
99バーツながら、しっかりとしたチキンカツとカレールウ、ご飯もタップリ目に盛られており、育ち盛りの学生さんにたくさん食べて欲しいという願いを感じ取れますね。
言っておきますが、この備え付けのお味噌汁。
出汁の効きがハンパじゃなかったです。
永遠に飲みたいお味噌汁に、久しぶりに出会いました。
神田カレーセットブラック ペッパーポーク
ポークカツもしっかり者でした。
ちなみにこの99バーツセットのカレールウは、メインメニューのものとは異なります。
鰹だしを入れたさらッとタイプのスープカレーのような味わいでした。
天一で例えると、メインメニューが「こってり」、99バーツメニューが「あっさり」ですかね。
私は天一同様、「こってり」が好みです。
和風メニュー
バンタットーン周辺は、タイ料理や中華にシーフード、その他飲食店はあるのですが、日本食屋はあまりないようで、『日乃屋カレー』バンタットーン店では和風メニューも取り揃えてみました。
〇焼きうどん(広島うどん)
きざみ海苔の載せ方が「バ」ないです。
学生たちがみんなでワイワイ食べに来た際などは、焼きうどんもあったらシェアするのにいいでしょうね。
また、何かで行くときには、必ず一人は「今日はカレーの気分じゃない」なんて人もいるでしょう。
そんな時は、このコシのある焼きうどんを薦めてあげて下さい。
〇ナポリタン
個人的には、このナポリタンが一番刺さりました!(カレー以外で)
ただケチャップで味付けしただけじゃない、何か深い味わいがそこには確かにありました。
チーズもどっかのハンバーガーチェーン店の悪ノリメニューほど、載ってるんじゃないかって言うくらいボリュームがあって、見た目以上におなかいっぱいになりました。
リピ決定メニュー其の1です。
もう一つ、「ヒノヤカレーうどん」もあります。
どんぶりメニュー
『日乃屋カレー』のメニューは、基本的にどのメニューもお待たせしません。
さらにサクッと食べたいあなたには、どんぶりメニューはいかがでしょう。
全5種類の内、2品をご紹介します。
〇豚丼(温泉卵付き)
写真でも十分わかって頂けるかと思いますが、豚丼の豚の量がハンパないです。
肉の方が最後余るくらい載っています。
単に甘辛ダレに漬けた感じではなく、生姜焼きのような豚丼でした。
これもカレー以外で、個人的にリピ決定メニューです。
〇照り焼きチキン丼
やっぱりこれも、鶏肉の多さが際立って、ご飯が先になくなるクンでした。
柔らかチキンに甘辛ダレ、その上に大胆なほどの白ごまトッピングが、風味を引き立ててくれています。
何度も言いますが、このお味噌汁、美味しゅうございました。
ちなみに、カレーのお供に不可欠な福神漬けや紅ショウガもしっかりあります。
バンタットーン店限定セットメニュー
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サイアムなんて言う観光地化された場所ではなく、本当のタイの学生の街を散策しながら、お腹がすいたら『日乃屋カレー』バンタットーン店にお越しになってみてはいかがでしょうか。
店のサイズ感的に、涼むのにも最適ですよ。
『日乃屋カレー』バンタットーン店
営業時間:11:00 ~ 23:00
電話:063-918-6366
※その他の支店も営業中です。
セントラルワールド店 3階ゾーンB
電話:095-997-8824
ザ・プロムナード2階ゾーンB
電話:02-1304540
Hinoya Curry Express
ザ・モール ンガームウォンワーン G階
電話:095-997-8736
『日乃屋カレー』バンタットーン店の全メニューをご覧になりたい方は、こちらから。
※2024年3月27日、バンタットーン店は閉店すると公式サイトで発表がありました。