タイ人の心の中には、雄大なる大宇宙が広がっているのです。その心は神のみぞ知る。

どこの誰ですか?
タイ人のことを分かった風に話す人は。
分かるはずがありません、当人であるタイ人でもタイ人のことは分からないのですから。

2023年7月10日、あるフェイスブックに、舗装された道路の写真が掲載されました。
道路は繋がった…、ように見えますが、接続点が一致していないことが分かりました。

問題の場所は、アムナートチャルーン県サンノクター地区5番村と8番村を繋ぐ道路でした。
幅5メートル、長さ2,050メートルの生活道路を、サンノクター地区行政機構より建設予算690万バーツをかけ受注しました。
工期6ヶ月、契約開始日 2023 年 5 月 3 日、契約終了日 10 月 29 日、チャルーンスティールルーフィング社が請け負いました。

関係者が話すところによると、この道路はもともと幅員3メートルしかなかったと言います。
しかし3メートルでは相互で行き来ができないので、作るなら少なくとも5メートルは必要だとし、当初の計画が変更となりました。

作り始めると、どこまでが買収された土地の境界線かわからなくなり、かつ当初の図面通り作ったら、このようになったと話します。

タイで仕事をしていると、人間ですからタイ人もミスを犯します。
しかし、「何故?」ミスが起こったのかを知ろうとすると、魔界へと引きずりこまれてしまいます。
時に大宇宙の誕生を物語るかのように壮大なストーリーが繰り広げられ、聞き手には到底理解することができません。

写真を見る限り、この幅で5メートルあるのでしょうか。
とても車が行き来できるが幅ではないような気がします。
そうだったとしても、ズレ方が微妙すぎて、全くもって主張されている理由がよくわかりません。

タイの地元メディアのタイトルにも「งง」(意味不明)という文字が使われています。
タイ人の心の中にはきっと、雄大なる宇宙が広がっているのでしょう。
我々が理解しようとすること自体、おこがましいのです。

建設予算690万バーツも、ブラックホールに吸いこまれてしまったのでしょうね。

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