世界のデング熱感染危機に対応する画期的な「FUJIFILM デング熱 NS1Ag 検査キット」を発売！

フジフイルムの革新的なデング熱 NS1Ag 検査キットは、世界的なデング熱感染危機に対する強力なソリューションとして登場し、医療専門家に高感度かつ迅速な検出ツールを提供します。

６月７日、フジフイルム（タイランド）株式会社は、タイおよび世界中で増大するデング熱感染の脅威と戦うための革新的な「フジフイルム デング熱 NS1 テスト キット」を発表しました。 富士フイルムのデング熱 NS1 検査キットは、富士フイルム独自の銀増幅技術の力を活用しており、非常に高感度な検出ツールとなっています。
この最先端のテクノロジーにより、わずか 15 分で結果が得られます。
このキットによって可能になる迅速かつ正確な診断により、医療専門家はデング熱を初期段階で検出できるようになり、病気の進行を防ぎ、死亡率を下げる上で極めて重要なステップとなります。
同時に富士フイルムは、検査キットとシームレスに接続し、病院情報システムへの結果の送信を自動化し、医療提供者向けの包括的なエコシステムを確立する「FUJIFILM SILVAMP Reader」も発売します。

フジフイルム株式会社、アジアパシフィック＆インド、海外セールス＆マーケティングスペシャリスト（体外診断用事業部、メディカルシステム事業部）の木島氏は次のように説明します。
「2015年から2019年にかけて、ASEAN地域ではデング熱症例数が46％という驚異的な増加を記録し、インドネシア、ミャンマー、タイが最も影響を受けました。
タイだけでも、2023年１月から５月にかけて深刻な流行が確認され、感染者数は前年比４倍に増加し、感染者数は18,173名、死者数は15名となっています。」

これらの数字は、2022 年と比較して 4.2 倍の増加を反映しており、過去３年間で最高の流行を記録しています。
症例の大部分はバンコクや南部、中部で報告されています。

この検査キットを使用すれば、３つの簡単なステップにより約15分で結果が得らるようになります。

オプションの「FUJIFILM SILVAMP Reader」のプロセスを用いれば、スタッフが結果を待っている間に他のタスクに取り組むことができます。
結果が表示されると、リーダーに統合された検査情報システム (LIS) が陽性/陰性の結果を接続された病院システムに自動的に送信します。
このシームレスな接続により、より包括的で接続された医療エコシステムが確立され、全体的な効率と信頼性が向上します。

フジフイルムは、イノベーションを推進し、世界中の個人の健康と幸福に有意義な貢献をするという使命を堅持し続けます。
木島氏は、「当社のデング熱検査キットの導入により、タイ疾病管理局とWHOが掲げる＝デング熱死亡ゼロ＝に沿った効果的な診断ソリューションを提供するという取り組みをさらに強化することが可能です。」と語ります。

富士フイルムは、予防可能な病気による死亡を防ぐために積極的に取り組んでいます。