フアヒンのゲストハウスで爆発レベルの火災。被害総額50万バーツ。原因は「ハト」?!

タイの火災発生原因として目立つのは、電気系統がショートの場合が多いのですが、このようなケースもあるようです。

フアヒンでは、ハトが突然爆発を起こし、ホテルの部屋が全焼させ、被害額は50万バーツにも達したという事件が発生しています。

6月22日午後、警察は、フアヒンを走る鉄道に隣接するサニーハウス164/5-6号室で火災事件に関する報告を受けました。

3.5階建てのこの建物は、1階のオフィスと20以上のゲストハウスで構成されています。

現場に到着した救助隊員は、建物が炎に包まれているのを目撃しました。
状況が広がらないよう当局は速やかに周囲の道路を封鎖し、電力供給を遮断し、水による緊急消火活動を開始しました。
混乱の中、近隣住民や隣接する部屋の住人、宿泊客は安全を最優先に慌てて避難しました。

約1時間の消火活動の結果、火災の制圧に成功し、幸いにも負傷者の報告はありませんでした。

火災が鎮火した後、被害状況を確認しました。
室内にあったエアコン、テレビ、家具、事務機器はすべて炎に焼かれ、無残にも残骸だけが残っていました。

しかし驚くべきことに、部屋にあった僧侶の肖像画と仏像は、奇跡的に地獄の炎から守られていました。

推定で被害総額は、約50万バーツ(約200万円)に達するとみられています。

火災の原因を調査していくと、一羽のハトがこの爆発を引き起こしたという結論に導かれました。

これがどのようにして起こったかの正確な詳細はまだ判明していません。
当局は現在、より多くの情報を収集し、この事件におけるハトの不注意が、一連の出来事になったと報告書をまとめようとしています。

ちょっとこの報道だけだと、本当にハトが火災を起こしたのかどうかは判断付きにくいのですが、旅客機でも「バードストライク」(飛行機のジェットエンジンに鳥が巻き込まれ生じる事故)は良く発生していて、離陸の妨げや事故に繋がるケースとして報告されています。

 

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る