- Home
- 事件(タイローカル)
- プラチンブリーで放射性物質が行方不明に。健康被害に遭遇したら当局へご一報下さい!
プラチンブリーで放射性物質が行方不明に。健康被害に遭遇したら当局へご一報下さい!
- 2023/3/17
- 事件(タイローカル)
3月15日、プラチンブリーで行方不明となっている危険な放射性物質の捜索は、16日も続けられています。
すでに行政は、レベル2の災害警報を発しています。
セシウム137の入った鋼管が、3月10日金曜日にバンコクの東160キロにあるシーマハフォー地区の石炭火力発電所から行方不明になっているのが判明しました。
「National Power Plant 5A」社の管理者は、鋼管が3週間前の2月23日に施設から持ち出されたとみています。
鋼管は長さ30センチ、幅13センチ、重さ25キロ。 また放射性同位体に関する情報が記載された警告ラベルも付いています。
県の公衆衛生および労働福祉当局は、鋼管を捜索し放射性降下物を処理するためのコマンドセンターを設置しました。
プラチンブリー知事は、交換が中古品を取り扱う業者へ転売するために盗まれた疑いがあると述べています
3月14日火曜日の緊急会議で、放射性同位体が皮膚、肝臓、骨髄に害を及ぼす可能性があるため、管に触れないように人々に警告しました。
管を見つけた人は、すぐに当局に連絡するよう協力を促しています。
知事によりますと、セシウム137の半減期は約30年で、環境中に300年間存在し続けます。
さらに問題解決につながる情報を提供した人に対し、5万バーツの報酬金を設定しています。